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大学院における学校管理職養成プログラムと教授法に関する日豪比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 16730390
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 教育学
研究機関岡山大学

研究代表者

佐藤 博志  岡山大学, 大学院教育学研究科, 助教授 (80323228)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2004年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワード学校管理職 / プログラム / 教授法 / オーストラリア / 系統性 / 学校変革
研究概要

本研究は,日本とオーストラリアの大学院を対象として,学校管理職養成プログラムと教授法の比較研究を行い,効果的な学校管理職養成プログラムと教授法の特質を解明することを目的としている。本研究で得られた新たな知見は次の通りである。
1,大学院における学校管理職養成を効果的に行うためには,事例研究の重要性,組織マネジメントの授業開発,大学院担当教員の研修が重要である。ビジネススクールの企業管理職養成の実践は,学校管理職養成よりも先行している。そこで本研究では,九州大学大学院ビジネススクールのプログラムと教授法を分析した。そして,企業管理職養成プログラムと教授法について,様々なデータを入手し,上述のような知見が得られた。
2,大学院における学校管理職養成を効果的に行うためには,プログラムの系統性の確保が重要である。オーストラリアの教育系大学院における学校管理職の養成は,日本よりも先行している。そこで本研究では,オーストラリア・メルボルン大学大学院教育学研究科修士課程スクールリーダーシップ・コースのプログラムと教授法を分析した。同コースでは,学校変革というテーマが設定されている。そして各々の授業が,学校変革というテーマの下に,系統づけられている。学校変革のように系統性の中心的テーマを設定し,プログラムを編成する方法は有効と考えられる。
3,大学院における学校管理職養成を効果的に行うためには,授業改善マネジメント論をプログラムに組み込むことが必要である。学校経営の目的は,生徒により良い教育を提供することであるが,そのためには授業を改善する必要がある。したがって,学校管理職養成プログラムにおいて,学校全体の授業をどのように改善するのかを探求することが求められ,授業改善マネジメント論のような授業が開発される必要があるだろう。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 岡山大学大学院におけるスクールリーダー養成の実態と課題2006

    • 著者名/発表者名
      佐藤博志
    • 雑誌名

      学校経営研究 31

      ページ: 79-87

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 組織マネジメントと教務主任2005

    • 著者名/発表者名
      佐藤 博志
    • 雑誌名

      新編教務主任読本 No.165

      ページ: 26-29

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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