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学卒無業者へのまなざしに関する歴史社会学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 16730404
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 教育社会学
研究機関横浜国立大学

研究代表者

新谷 康浩  横浜国立大学, 教育人間科学部, 助教授 (10345465)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2005年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
2004年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード学卒無業者 / 歴史社会学 / 就職
研究概要

本研究は学卒無業者に対するまなざしの歴史的変化を明らかにすることを目的としている。それによって、学卒者に対する政策の妥当性を検討することを視野に入れている。
平成17年度は以下の2本の論文に知見をまとめた。
1 朝日新聞の記事を分析することで70年代以前の若者へのまなざしを明らかにした。それによると、学卒無業者が多かった70年代以前には、若者が無業者になることが現代ほど問題になっていなかった。働くことが忌避されていた若者もいたことから、若者に対するまなざしの変化があったと考えられる。この知見を「フリーター問題とモラトリアム青年」の論文にまとめた。
2 ホームページに掲載された若年者就職支援施設の特徴を分析し、若者に対するまなざしに地域差があるのかどうかを検討した。その結果、施設の設置状況については都市部と地方で違いがあった。活動内容については、産業構造に影響を受けていた。たとえば実質職業紹介は、第二次産業比率が高いところで行われていた。分析結果から若者に対するまなざしをみると、若者が働くことに対するまなざしの地域差が含まれていなかった。地域によって問題視される就業形態が異なるにもかかわらず、若年者就職支援施設の設置には就業構造の地域性が反映されていなかった。この知見を「若年者就職支援における若者へのまなざしの地域間比較」の論文にまとめた。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2006 2005 2004

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] 若年者就職支援における若者へのまなざしの地域間比較2006

    • 著者名/発表者名
      新谷 康浩
    • 雑誌名

      横浜国立大学教育人間科学部紀要I教育科学 第8集

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] フリーター問題とモラトリアム青年2005

    • 著者名/発表者名
      新谷 康浩
    • 雑誌名

      現代のエスプリ 460

      ページ: 77-85

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 学卒無業者へのまなざし2004

    • 著者名/発表者名
      新谷 康浩
    • 雑誌名

      日本教育社会学会第56回大会 発表要旨集録

      ページ: 56-57

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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