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教育実習における「隠れたカリキュラム」の実証研究

研究課題

研究課題/領域番号 16730406
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 教育社会学
研究機関島根大学

研究代表者

高旗 浩志  島根大学, 教育学部, 助教授 (20284135)

研究期間 (年度) 2004 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2006年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2005年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2004年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード教育社会学 / 潜在的カリキュラム / 教師教育 / 感情社会学 / Professional Development School
研究概要

1.学生調査の継続実施と研究成果の報告
昨年度及び一昨年度に実施した学生対象の調査を、さらに下学年を含めて実施した。このことにより、本学部が平成16年度に教員養成教育に特化した学部として改組再編した後に入学した全ての学生に対する調査が完了したことになった。その調査結果の一部を、日本協同教育学会第3回大会(平成18年8月5日〜6日於:南山大学)におけるラウンドテーブル、及び平成18年度日本教育大学協会研究集会(平成18年10月14日〜15日於:千葉大学教育学部)にて行った。
また、昨年度、ミシガン州立大学を訪問して実施したインタビュー調査と、本学部学生を対象として実施した調査結果の比較分析については、平成19年1月13日〜20日にミシガン州立大学を訪問し、平成19年1月17日に開かれたBrownBag Meetingにおいて、その結果を報告した。
2.研究成果の概要
本研究の主たるテーマであった「教員養成教育における教職への感情統制の実態」については、主として学生を対象とした意識調査の分析により明らかにすることができた。特に教育実習期間中における附属学校教員の指導に加え、学生が教育学部を志向するなかで既に存在する、一定の「感情志向性」とも言うべき資質が、いわゆる「体験至上主義」への志向と容易に結びつきうることが明らかとなった。この点については、米国ミシガン州立大学における教員養成教育と学生へのインタビューから明らかになった傾向との間に、著しい差異を認めることはできなかったが、学校をとりまく現代社会の状況に対する認識を深め、そこから学校や教職を相対化する視線を育むことについては、単に仕組みの違いという問題を越えて、再考を要する課題があることが明らかとなった。

報告書

(3件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 「1,000時間体験学修」における体系的な学校教育実習の再構築2006

    • 著者名/発表者名
      高旗浩志他
    • 雑誌名

      教科教育学研究 第24集

      ページ: 155-169

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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