研究課題/領域番号 |
16730413
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 甲南女子大学 |
研究代表者 |
野崎 志帆 甲南女子大学, 文学部, 助教授 (90351759)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2005年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2004年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 自尊感情 / 規範意識 / 多文化共生 / 多文化教育 / 人権教育 / 市民性教育 / 価値教育 / アメリカ社会 / 社会教育 / 国際理解教育 |
研究概要 |
(1)多文化社会であるアメリカにおいて実践されている「多文化教育/Multicultural Education」やイギリスの「人権教育」「市民性教育/Citizenship education」についての関連文献・教員用指導テキストを収集し、去年度に整理を試みた規範意識の発達理論について分析を行った。 (2)平成19年3月上旬、イギリスにて現地調査を行う。イギリスにおける移民をはじめとする多文化状況とともに、人権教育の取り組みの現状について調査を行った。人権教育研究の専門家で、英国の市民性教育のナショナル・カリキュラム化の際にも貢献した、Prof.Audley Osler(リーズ大学、the Centre for Citizenship and Human Rights Education)から研究状況について意見を聴取、日本とイギリスの自尊感情アプローチについての取り組みと課題について、意見交換を行った。また、ヨークのthe center for global educationを訪問、視察を行い、自尊感情アプローチを用いた教材について、研究者と意見交換を行った。 (3)多文化共生社会における価値教育、特に平等や公正、非暴力、公共性など規範意識の育成についての理論的枠組み(発達課題と教育的関与)を考察するとともに、日本で実践するにあたっての具体的指針および課題を提出するための原稿を執筆、学会誌に発表するための投稿準備を行う。
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