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聾学校の地域貢献の目標・評価項目チェックリスト作成に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 16730437
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 特別支援教育
研究機関独立行政法人国立特殊教育総合研究所

研究代表者

横尾 俊  独立行政法人国立特殊教育総合研究所, 企画部, 研究員 (90300714)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2004年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード特別支援教育 / 盲聾養護学校のセンター的機能 / 特別支援教育コーディネーター / 聴覚障害 / 地域支援 / 聾学校 / センター的な機能
研究概要

平成17年度はテーマである聾学校の地域貢献に関して、センター的な取り組みである教育相談、通級指導教室、特別支援教育コーディネーターを中心に現在の取り組みについて取り扱い、その活動の指標とチェックリスト試案を作成した。これらの活動から以下の点についての今後取り組む必要があることがわかった。
1.役割の明確性
地域貢献においては、様々な要素が絡み様々なニーズがある。そのため地域支援の担当者が複数いる場合には役割の線引きが難しい。スタッフ間の連携を密にして、協同で行うか単独で行うか、その時々で確認する必要がある。
2.地域の小中学校との連携の方策
聾学校では小中学校との連携が比較的うまくおこなわれている事例が多い。しかしながら、小学校・中学校では未だに聴覚障害への理解が十分になされていない場合があり、特に軽度聴覚障害の子どものニーズを学校内の教員に理解されていない場合がある。そういった場合の支援方法などについて十分に考慮する必要がある。
3.担当職員の校内の位置づけ
センター的機能の取り組みに従事する担当職員は外部にでることが多く、内部職員とは時間的・空間的に場を共有できない場合が多い。そのため意思疎通が不十分になる可能性があり、他の職員への理解を促進する必要性がある。
これらの事を考え合わせてチェックリスト試案を作成した。
特に地域の小中学校との連携の方策については、具体的なノウハウは蓄積されておらず困難さがある。チェックリスト試案ではこの点について、地域の小中学校と勉強会を開く、共同のイベントを開くなど現在行われつつある取り組みを入れ込んだが、これらの活動の有効性については今後の研究で取り組む必要がある。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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