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活動銀河における巨大ブラックホールバイナリーの観測的研究

研究課題

研究課題/領域番号 16740107
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 天文学
研究機関岐阜大学

研究代表者

須藤 広志  岐阜大学, 工学部, 助手 (70362176)

研究期間 (年度) 2004 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2005年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2004年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワードブラックホール / 電波天文
研究概要

銀河合体の結果生じると考えられているブラックホールバイナリーは、一般相対論的な重力波を放射しながら合体し、太陽の1億倍以上の質量を持つ巨大なブラックホールの形成に大きな役割を果たしていると思われている。
本研究では、ブラックホールバイナリーを10マイクロ秒(月面上の2cmに相当)という超高精度のアストロメトリーによって検出し、その詳細な運動を探ることでブラックホールの合体過程を明らかにすることを目的としている。
最終年度の成果は以下のとおりである。
・新しい位相補償観測手法の開発
バイナリーブラックホールの位置をより正確に決定するための新しいアルゴリズム「bigradient位相補償」を、山口大などとの共同研究で開発した。
・バイナリーブラックホール探査観測
アメリカ国立天文台によるVLBIシステムVLBAによって、バイナリーブラックホール候補天体のモニターが実施され4回の電波観測データを取得した。この際、データの1次処理で天体の位置を決定する際にバグが発見され、これは本研究に極めて大きな支障となった。幸い、補正プログラムがリリースされたが、そのプログラムの検証も含め、解析時期が大幅にずれ込む結果となったが、近いうちに成果として報告する予定である。

報告書

(3件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Bigradient Phase Referencing2006

    • 著者名/発表者名
      Doi et al.
    • 雑誌名

      Publications of the Astronomical Society of Japan 58巻・4号

      ページ: 777-785

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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