研究課題/領域番号 |
16740241
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生物物理・化学物理
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研究機関 | お茶の水女子大学 |
研究代表者 |
奥村 剛 お茶の水女子大学, 理学部, 教授 (80271500)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2005年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2004年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | ソフトマター / 複合系 / 破壊 / 多孔性物質 / ポリマーフォーム / 濡れ / 液晶 / 相転移 |
研究概要 |
1 層状構造体の破壊力学 これまでに層状構造をとることで亀裂先端での応力集中が軽減するということなどを印象派の精神にもとづき明らかにしてきた。内外での発表を通じ、一連の研究成果の周知に努めた。 2 シート材料の破壊 ポリエチレンフォームのシートの破壊に関する実験的研究で、破壊エネルギーに関する新たなスケーリング則が明らかにし、ソフトマター物理学の印象派の精神にもとついた物理的解釈とともに発表した。ポリエチフォームに加え、ポリウレタンについても破壊の実験を行い、スケーリング則を見出し、物理的理解を進めた。 3 ボイド構造の破壊 ネットワーク構造での破壊を理解するための2次元モデルシミュレーションを行い、ボイドサイズと応力集中について調べた。この結果、このモデルでは、ボイドサイズが大きくなると破壊強度が大きくなることが分かった。 4 複合表面での濡れ転移 植物の葉の表面などを模擬したテクスチャー表面でみられる「複合表面」での濡れに関連して、このような表面での、濡れ転移における接触角履歴の効果に関する理論研究と浸透法則の実験研究を行った。 5 その他 基礎的な関連テーマとして、光学ピンセットを使うなどして両端を固定したときの高分子鎖の統計について研究した。
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