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穴内面複雑形状加工法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 16760091
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 生産工学・加工学
研究機関大阪大学

研究代表者

石田 徹  大阪大学, 大学院・工学研究科, 助手 (20313421)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2005年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2004年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワード放電加工 / 穴内面形状加工 / 断面変化穴
研究概要

一般に,穴加工とは直穴加工のことと認識されていることからわかるように,実用化されている除去加工法によって形成できる穴形状の自由度は低い.したがって,製品の設計・製造では,単純な穴形状を駆使することにより要求を満たしている.しかし,このことによって生じる問題には妥協せざるを得ない.この現状を逆に考えると,複雑な穴形状の加工が可能になれば,このような問題に甘んじることはなくなり,さらには,高付加価値製品を生み出せる可能性があることを示している.そこで本研究では,穴内面の任意位置に任意形状を放電加工により創成する新技術を開拓し,それによって,断面が複雑に変化する穴形状を創成することを目指している.本年度は,以下に示す成果を得た.
1.穴内面複雑形状加工システムの多軸化と加工形状の複雑化
昨年度に製作した穴内面複雑形状加工システムを多軸化し,複雑な形状が加工できるように進化させた.
2.放電加工性能や加工条件などの基礎的な調査の実施
多軸化した穴内面複雑形状加工システムについて,放電加工可能性や加工条件などに関する基礎的な調査および評価を行い,一定の成果を得た.
3.穴内面複雑形状加工システム用CAMを開発するための基礎研究
加工目標とした穴内面形状をCADにより定義すれば,目標形状の加工に適した電極形状と電極運動経路,および,主軸と各可動軸の関係を出力するCAMの開発を目指し,基本的な手法を開発するための基盤的な研究を行い,その有用性を確認できた.

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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