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液晶を駆動源としたモータの開発

研究課題

研究課題/領域番号 16760140
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 流体工学
研究機関高知工科大学

研究代表者

辻 知宏  高知工科大学, 工学部, 助教授 (60309721)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2005年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2004年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードコンピュータシミュレーション / 液晶 / アクチュエータ / 流動解析 / マイクロアクチュエータ / ネマティック液晶 / 背流効果 / 数値シミュレーション
研究概要

液晶を駆動源としたモータの開発を目的として,理論研究および実験研究の両面から電場を印加した場合の液晶流動にアプローチを行った.
理論研究にはLeslie-Ericksen連続体理論を用い,平衡平板間の液晶材料に電場を印加した場合に誘起される流動の計算を行い,電圧,平衡平板間隔,壁面チルト角,および壁面ツイスト角の影響を系統的に調べ,液晶による物体駆動を行う際の最適条件の同定を行った.これらの計算は,液晶中に浸された物体を移動させる場合と2平板に相対運動を生じさせる場合の2通りについて行った.
一方,実験研究として,まず理論計算結果の確認を行った。2枚の固定された板ガラスの間に液晶材料(5CB)を注入し,電場によって誘起される流動の測定を行った.流れを可視化するために,2.5μmの微小なポリスチレン粒子を液晶中に混入し,粒子の移動を画像解析することによって流速を求めた.その結果,計算結果との十分な一致が見られた.さらに,2枚の板ガラスの内,一方をフリー(自由に移動できる状態)にし,電圧の印加によるガラス板の移動を観測した.その結果,液晶駆動型モータの開発可能性を明らかにした.

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2005 2004

すべて 雑誌論文 (4件)

  • [雑誌論文] スメクティックC液晶の平行平板間流れの数値シミュレーション2005

    • 著者名/発表者名
      寺田 敦史, 辻 知宏, 蝶野 成臣
    • 雑誌名

      日本機械学会論文集 71

      ページ: 1354-1354

    • NAID

      110005051542

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 高分子液晶のレオロジーの数値解析(第3報,2階テンソル型構成方程式の評価)2005

    • 著者名/発表者名
      辻 知宏, 蝶野 成臣
    • 雑誌名

      日本機械学会論文集 71

      ページ: 1775-1775

    • NAID

      110005051598

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 高分子液晶のレオロジーの数値解析(第4報,配向挙動に及ぼす磁場の影響)2005

    • 著者名/発表者名
      付 淑芳, 辻 知宏, 蝶野 成臣
    • 雑誌名

      日本機械学会論文集 71

      ページ: 2421-2421

    • NAID

      110005051686

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 磁場印加時における平行平板間ネマティック液晶流の非常挙動の数値シミュレーション2004

    • 著者名/発表者名
      辻 知宏, 蝶野成臣, 築地徹浩
    • 雑誌名

      日本機械学会論文集B編 70巻700号

      ページ: 3045-3050

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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