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強震下における上部構造物のP-Δ効果が基礎-地盤系の耐震安全性の分担に与える影響

研究課題

研究課題/領域番号 16760382
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 構造工学・地震工学・維持管理工学
研究機関神戸市立工業高等専門学校

研究代表者

山下 典彦  神戸市立工業高等専門学校, 助教授 (90283621)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2004年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードP-Δ効果 / 非線形応答 / 動的相互作用 / 動的復元力 / 3自由度モデル / 耐震安全性 / 3自由度系
研究概要

平成17年度は、上部構造物のP-Δ効果を考慮した基礎-地盤-構造物系の耐震安全性の分担に関する研究を実施した。平成16年度までに、(1)構造物の地震応答に及ぼす周辺地盤の剥離・滑りの影響、(2)基礎-地盤-構造物系の非線形動的相互作用を考慮した応答スペクトル、(3)P-Δ効果を考慮した3自由度モデルの非線形応答解析に関する研究、を行ってきており、平成17年度は、これらの成果をもとに上部構造物のP-Δ効果を考慮した基礎-地盤-構造物系の動的相互作用モデルの構築を行い、橋脚と基礎の耐震安全性の配分について検討を行うことで橋脚と基礎との動的相互作用を考慮し、かつ両者間のエネルギーバランスを考慮した最適な設計法を見出すことを目的とした。
しかしながら、この両者の組み合わせは広範なものが考えられ、あらゆる形式、寸法の橋脚と基礎の組み合わせに対して耐震安全性の分担を検討することは現実的ではないことから、典型的なものを選び出してモデル化を行った。その結果、変位応答スペクトルからP-Δ効果、基礎の影響および線形・非線形効果をある程度把握することが出来ることがわかった。さらに、P-Δ効果が応答に与える影響を整理するには至っていないが、入力地震動、上部構造物と基礎の構造特性の影響を受けることがわかった。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2005 2004

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] P-Δ効果を考慮した上部構造物と埋設基礎の非線形応答解析に関する研究2005

    • 著者名/発表者名
      山下典彦, 原田隆典
    • 雑誌名

      土木学会地震工学論文集 第28巻(CD-ROM)

    • NAID

      120007120764

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] Study on Characterization of Non Linear Response of SDOF Model considering Large Deformation by P-Delta Effect2004

    • 著者名/発表者名
      Norihiko Yamashita, Takanori Harada
    • 雑誌名

      13^<th> World Conference on Earthquake Engineering

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] 上部構造物のP-Δ効果を考慮したSRモデルの非線形応答解析に関する研究2004

    • 著者名/発表者名
      山下典彦, 原田隆典
    • 雑誌名

      第49回地盤工学シンポジウム平成16年度論文集

      ページ: 439-444

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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