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市民参加の促進・充実に向けた市民のためのまちづくりプログラムに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 16760485
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 都市計画・建築計画
研究機関東京大学

研究代表者

野澤 千絵  東京大学, 先端科学技術研究センター, 科学技術振興特任教員(特任助手) (50345146)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2004年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワードまちづくり学習 / 市民参加 / 人材育成 / まちづくりの担い手 / まちづくりリーダー / まちづくりコーディネーター
研究概要

本年度は、(1)NPO等による市民を対象としたまちづくり学習への取り組み実態の把握と学習効果の検証を行ったうえで、これまでの調査結果に基づき、具体的なまちづくり学習プログラム・方策の検討を実施した。(1)は、日本NPOセンターのHPのNPO法人検索で主たる活動分野が「まちづくり」の全378件(2005年4月現在)を対象に、各NPOのHPから、まちづくり関連講座を開催しているNPOを抽出した。その結果、まちづくり分野のNPOのうち、まちづくり関連講座を開催しているNPOは約1割(38団体)、42講座であった。次に各講座のプログラム内容から、講座のテーマ・学習対象により分類した結果、「テーマ別専門知識・スキル習得型(12講座)」「市民活動用スキル習得型(10講座)」「テーマ別体験型(7講座)」「テーマ別まちづくり検討型(4講座)」といったテーマ・学習対象が明確・単一的な講座が全体の約8割を占めており、NPOのもつ専門性を活用した講座の展開が図られていた。(2)については、今後のまちづくり学習プログラム・方策として、第一に、都道府県・市町村・まちづくりセンター・生涯学習センター・NPOそれぞれの役割分担と連携により効果的なプログラムを展開すべきこと、第二に、講座修了後のまちづくり活動発展のための支援策・フォローアップとして、まちづくり学習と連携したまちづくり初動期支援施策(まちづくり活動費助成や専門化派遣等)と受講中・修了後の庁内のフォローアップ体制を確保し、講座開講時からこれらを明示できるようにしておく必要があること、第三に、プログラム検討時に、提供する各まちづくり講座の目的・対象とする市民像を明確にし、当該まちづくり講座の目的・対象となる市民像に近いまちづくり関連団体やまちづくり活動が期待される地域に対し、積極的に受講の呼びかけを行うことが重要であること等を明らかにした。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 市民のためのまちづくり学習方策と課題〜自治体・公的機関の取り組みとして〜2006

    • 著者名/発表者名
      野澤千絵
    • 雑誌名

      区画整理(社団法人街づくり区画整理協会) 2006.2

      ページ: 16-21

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 市民のためのまちづくり学習の効果と課題に関する研究-全国人口1万人以上の自治体主催のまちづくりリーダー・コーディネーター養成講座を対象に2005

    • 著者名/発表者名
      野澤千絵
    • 雑誌名

      日本都市計画学会学術研究論文集 NO.40-3

      ページ: 559-564

    • NAID

      130006776157

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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