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ペルオキシソームマトリクスタンパク質輸送機構におけるタンパク質翻訳後修飾の役割

研究課題

研究課題/領域番号 16770101
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 機能生物化学
研究機関九州大学

研究代表者

奥本 寛治  九州大学, 大学院理学研究院, 助手 (20363319)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2005年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2004年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
キーワードペルオキシゾーム / 翻訳後修飾 / RINGフィンガー / ペルオキシソーム
研究概要

これまでに14種同定された哺乳動物ペルオキシソーム形成因子(ペルオキシン)のうち、10種はペルオキシソームマトリクスタンパク質輸送、局在化に関与することが明らかとなってきている。本研究では、C末にRINGフィンガーを持つ3種の真在性ペルオキシソーム膜局在性ペルオキシンPex2p, Pex10p, Pex12p(RINGペルオキシンと呼称)に着目し、これらRINGペルオキシンのユビキチン(Ub)リガーゼ活性とそのペルオキシソーム生合成過程における生理的役割を理解することを目的としている。昨年度の研究により、RINGペルオキシンのうちPex10pにUbリガーゼ活性を見出し、これがペルオキシソームマトリクスタンパク質輸送に必須であることを明らかにした。本年度は、申請者が確立したin vitro Ub結合実験系に基質候補タンパク質を順次導入することでPex10pのUb化基質の探索を行った。その結果、ペルオキシソーム移行シグナル1型(PTS1)を持つペルオキシソームマトリクスタンパク質の細胞質レセプターであるPex5pが、in vitroにおいてPex10pによりUb化されることが判明した。Pex5pが細胞内でもUb化されていること、in vitroおよびin vivoでもPex10pと結合したことから、Pex5pがPex10pの細胞内Ub化基質の可能性が高いと考えられ、ペルオキシソームマトリクスタンパク質輸送におけるUb化修飾機構の一端が明らかとなった。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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