研究課題/領域番号 |
16770160
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
発生生物学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
碓井 理夫 京都大学, 生命科学研究科, 助手 (10324708)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2006年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2005年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2004年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | Flamingo / 7回膜貫通型カドヘリン / 酵母ツーハイブリッド法 / 分割ユビキチン再構成法 / 7回膜通型カドヘリン / 平面内細胞極性 / 神経突起形成 / RNAi法 / yeast two-hybrid法 |
研究概要 |
7回膜貫通型カドヘリンFlamingo (Fmi)に結合する候補分子のうち、LIMドメインを持つ細胞質タンパクPrickle (Pk)とEspinas (Esn)に焦点を当てて解析を進めた。前年度までの研究から、試験管内および生体内において、これらの分子がFmiのC-tail領域と物理的に結合することを免疫沈降法により検定できている。Pkは、上皮細胞の平面内細胞極性の形成においてFmiと協調的に作用していることがわかっている。また、Esnは上皮細胞が発達させる細胞突起である翅毛の形成に関与することが知られている。これら候補分子とFmiとがショウジョウバエ生体内で協調的に機能していることを検証するために、PkとEsnの機能欠損型もしくは機能減弱型突然変巽体を用いた表現型解析を進めた。 ショウジョウバエ末梢神経系のdendrite arborzation (da) neuronの一つddaC neuronが張る樹状突起は、相互に忌避し合う特徴的な挙動を示す。Fmi変異体では、この挙動が不十分で多数の突起交叉が生じる。pk変異体およびesn変異体でも、同様の交叉異常が見られた。さらに、トランスヘテロ個体が有意な交叉異常を示したことから、これら遺伝子産物が機能的な共役関係にあることが強く示唆された。 Fmi完全長および部分長をベイトに用いた分割ユビキチン再構成法によるTwo-Hybrid screenを行った。その結果、RAMP4やM6などの膜貫通型タンパク質を含む複数の結合分子候補を同定した。現在、突然変異体の表現型解析を進めているところである。
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