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リポタンパク質受容体が関与する多様な細胞機能の分子機構解明

研究課題

研究課題/領域番号 16780234
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 応用分子細胞生物学
研究機関大阪市立大学

研究代表者

金 東浩  大阪市立大学, 大学院生活科学研究科, 講師 (70326271)

研究期間 (年度) 2004 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2005年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2004年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワードリポタンパク質 / 受容体 / プロテオーム解析
研究概要

リポタンパク質受容体遺伝子ファミリーは、脂質代謝以外の細胞機能にも関与することが知られている。ApoER2とVLDLRは、神経発達に、LRP5は形態形成、糖代謝、骨代謝に関連することが示唆されている。しかし、これらは欠損マウスの表現型の結果であり、機能発現の詳細な分子機構は不明な点が多い。本研究はプロテオーム解析により分子機構の詳細な情報を明らかにし、その情報を用いて機能分子を設計することにより、リポタンパク質受容体が担う細胞機能を制御することを目的とした。プロテオーム解析により、細胞内でリポタンパク質受容体と結合する複数のタンパク質を確認し、リポタンパク質受容体の機能発現に関与すると考えられる2つのアダプタータンパク質の同定に成功した。同定したアダプタータンパク質がリポタンパク質受容体の機能発現にどの様な影響を与えるかを調べるために、RNA干渉法を用いてリポタンパク質受容体と同定したアダプタータンパク質をノックダウンさせた動物細胞株を作製し解析したところ、wntシグナル伝達に関与することが示唆された。Wntシグナルは形態形成などの様々な生命現像に関与しており、本研究により同定したアダプタータンパク質の機能分子を設計すれば、wntシグナル伝達を介したリポタンパク質受容体の機能を制御できると考えている。今後、同定したアダプタータンパク質とリポタンパク質受容体が相互作用する重要な分子構造を決定し、機能分子設計の基礎的な知見を明らかにしていく予定である。

報告書

(3件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2005 2004

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] Cytoglobin/STAP, its unique localization in splanchnic fibroblast-like cells and function in organ fibrogenesis2004

    • 著者名/発表者名
      Nakatani K.
    • 雑誌名

      Lab Investigation 84

      ページ: 91-114

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [図書] 食Up to Date-食と健康2005

    • 著者名/発表者名
      松田覚
    • 総ページ数
      292
    • 出版者
      金芳堂
    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [図書] 分子栄養学2005

    • 著者名/発表者名
      金本龍平
    • 総ページ数
      222
    • 出版者
      化学同人
    • 関連する報告書
      2005 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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