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皮膚刺激が麻酔ラット卵巣機能に及ぼす影響とその神経性機序

研究課題

研究課題/領域番号 16790147
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
研究機関(財)東京都高齢者研究・福祉振興財団

研究代表者

内田 さえ  (財)東京都高齢者研究・福祉振興財団, 東京都老人総合研究所, 研究員 (90270660)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2005年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2004年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード卵巣血流 / 体性神経刺激 / 卵巣交感神経 / 体性-交感神経反射 / 脊髄性反射 / 上脊髄反射 / ラット / 皮膚刺激
研究概要

研究代表者は昨年度までに,麻酔ラットの後肢および腹部の皮膚侵害性刺激がいずれも卵巣交感神経を介して反射性に卵巣血流を調節することを見出した.後肢刺激は主に上脊髄性反射経路を介する.一方,腹部刺激は脊髄切断ラットにおいて脊髄性反射経路を介した血流調節を誘発することを明らかにした.しかし,中枢無傷ラットにおいて腹部刺激で起こる反射が脊髄性と上脊髄性のどちらの経路を介するものかは明らかでなかった.
体性-卵巣交感神経反射の経路の詳細を調べるために,本年度は脊髄求心性神経(T9-11)または肢(脛骨)求心性神経の単発電気刺激により誘発される体性-卵巣交感神経反射電位の,A-およびC反射の脊髄性および上脊髄成分をウレタン麻酔下のラットで調べた.中枢神経(CNS)無傷ラットにおいて,T9-11の脊髄求心性神経への単発刺激は潜時が約51msと117msの,速いおよび遅いA-反射電位および,潜時約200msのC-反射を卵巣交感神経遠心性神経に誘発した.第3胸髄レベルで脊髄切断後,同じ脊髄求心性神経の刺激は中枢無傷ラットでの速いA-反射と同じ潜時のA-反射と,潜時約112msのC反射電位を誘発した.一方,脛骨求心性神経への単発電気刺激は潜時約91msのA反射および潜時約228msのC反射を誘発した.多くの場合,A反射は異なる潜時の2つの成分に分離した.これらの脛骨求心性神経刺激で誘発されたAおよびC反射電位は,脊髄切断後には見られなかった.
以上の結果から中枢無傷ラットにおいて分節性の脊髄求心性神経の刺激によって卵巣交感神経に誘発されるAおよびC反射電位は脊髄および上脊髄に由来しており,脛骨神経刺激で誘発されるそれらの反射電位は上脊髄に由来すると結論づけられる.

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2005 2004

すべて 雑誌論文 (5件)

  • [雑誌論文] Cutaneous mechanical stimulation regulates ovarian blood flow via activation of spinal and supraspinal reflex pathways in anesthetized rats.2005

    • 著者名/発表者名
      Uchida, S., Kagitani, F., Hotta, H., Hanada, T., Aikawa, Y.
    • 雑誌名

      Japanese Journal of Physiology 55・5

      ページ: 265-277

    • NAID

      10018623909

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] Manual acupuncture needle stimulation of the rat hindlimb activates groups I, II, III and IV single afferent nerve fibers in the dorsal spinal roots.2005

    • 著者名/発表者名
      Kagitani, F., Uchida, S., Hotta, H., Aikawa, Y.
    • 雑誌名

      Japanese Journal of Physiology 55・3

      ページ: 149-155

    • NAID

      10016882377

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 長期的な自発性運動がラット歩行中の海馬局所血流と細胞外アセチルコリン放出の増加反応に及ぼす影響2005

    • 著者名/発表者名
      内田さえ, 小島成実, 野本恵美, 野本茂樹, 金井千恵子, 堀田晴美
    • 雑誌名

      日本基礎老化研究 29・3

      ページ: 25-30

    • NAID

      10027835496

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] Stimulation of the nucleus basalis of Meynert increases diameter of the parenchymal blood vessels in the rat cerebral cortex.2004

    • 著者名/発表者名
      Hotta H, Kanai S, Uchida S, Kanda K
    • 雑誌名

      Neuroscience Letters 358・2

      ページ: 103-106

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] The effects of aging on somatocardiac reflexes in anesthetized rats.2004

    • 著者名/発表者名
      Suzuki A, Uchida S, Hotta H.
    • 雑誌名

      Japanese Journal of Physiology 54・2

      ページ: 137-141

    • NAID

      80016680303

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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