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がん細胞膜抗原を認識するヒトモノクローナル抗体の網羅的作成

研究課題

研究課題/領域番号 16790215
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 人体病理学
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

橋口 明典  慶應義塾大学, 医学部, 助手 (50276218)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2005年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2004年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワードヒト抗体 / 肺小細胞癌 / 肝細胞癌
研究概要

SCID-huマウスを用いた肝細胞癌特異的ヒト抗体phageライブラリーについて、panning、回収されたファージクローンの検討を行ったが、特異性に関して十分なものが、得られなかった。肝細胞とファージの親和性の強さが示唆されたため、細胞株の変更と、より容易な系によるpanning状況の検討を行った。
1.培養細胞株を使用したpanning法の再検討
より容易な系にてpanning条件を検討する目的で、CD26をSCID-huマウスで免疫、作製したヒト抗体phageライブラリーを用い、CD26発現、Jurkat細胞に特異的に結合するscFvクローンを得た。この時、本来CD26を発現していないJurkat細胞による非特異的クローンの吸収を行った。
2.肺小細胞癌特異的ヒト抗体phageライブラリーの作製
1.肺小細胞癌株H889をSCID-huマウスに免疫し、ヒト抗体phageライブラリーを作製した。細胞株をそのままアジュバントともに腹腔内投与し、膜分画の精製は行わなかった。
2.H889に対するpanningの前に、上記、Jurkatで検討した条件で、肺腺癌細胞株A549による非特異的クローンの吸収を行った。吸収、Panning操作を3回繰り返すことで、H889に結合するクローンを多数得た。スクリーニングにはwhole-cell ELISAを用いた。
3.上記クローンのうち、A549に対して、H889により結合力が強いクローンを選別、獲得した。確率としては、2.で得られたクローンの約1/3であった。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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