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若年性ミオクローヌスてんかん新規原因遺伝子の機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 16790501
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 神経内科学
研究機関独立行政法人理化学研究所

研究代表者

鈴木 俊光  独立行政法人理化学研究所, 神経遺伝研究チーム, 基礎科学特別研究員 (20373318)

研究期間 (年度) 2004 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2006年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2005年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2004年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワード若年性ミオクローヌスてんかん / 特発性てんかん / 6p12 / EFHC1 / カルシウムチャネル / Cav2.3 / 相互作用 / 抗体アレイ
研究概要

若年性ミオクローヌスてんかん(JME)は、思春期(8〜20歳)に発症し、ミオクロニー発作、強直間代発作などを特徴とする最も頻度の高い特発性てんかんの一つである。原因となる遺伝子は、複数あることが予想されている。我々は、候補領域の一つである第6番染色体短腕領域6p12から新規の原因遺伝子EFHC1の同定に成功した。メキシコのJME6家系から、それぞれの家系内で連鎖を示す5種類のミスセンス変異を発見している(Suzuki et al. Nat.Genet. 36,842-849)。さらに、この遺伝子のコードするタンパクが、カルシウムチャネル(Cav2.3)を活性化することを、電気生理学的手法を用いることで(インビトロの系において)、突き止めているが、その作用機序は解明されていない。有効な治療法の開発のためには、疾患成立機序を解明する事が必要である。
昨年度までに、EFHC1とカルシウムチャネル(Cav2.3)間の分子的な相互作用の検出を計画し、抗体アレイを用いEFHC1と相互作用するタンパクを検索し、複数の候補タンパクを得る事が出来た。また、さらなる候補蛋白を得るために、EFHC1をベイトとし、フラグメントライブラリーを使ったYeast Two Hybrid Screening法を行ない、EFHC1と相互作用するタンパクを検索した。その結果、新たな候補タンパクを得る事が出来た。得られた複数の候補タンパクおよびEFHC1の哺乳動物細胞用の発現コンストラクトの作成を行い、これらの作成したコンストラクトを用い共免疫沈降法によりタンパク間の相互作用を再確認した。
現在、これらの研究成果を発表する為の準備中である。

報告書

(3件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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