研究課題/領域番号 |
16790523
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
内分泌学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
柿澤 供子 信州大学, 医学部附属病院, 助手 (80362127)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2005年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2004年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 概日リズム / 時計遺伝子 / 核受容体 / PPARδ / SHP / Clock / BMAL1 / 脂肪細胞 / CLOCK / BMAL |
研究概要 |
脂肪細胞において概日リズム発現を認めた因子についてのプロモーター解析。 昨年度までに検討した脂肪細胞に発現する遺伝子(AP-1、c-fos、c-jun、c-myc、fra-1、C/EBPα、C/EBPδ、PPARγ、PPARα、PPARδ、SHP, RORs、RAR、LXRα、ERRs、PGC1、SREBP1など)のなかで、real time quantitative RT-PCR法にて概日リズム発現を確認した因子のうち、核受容体PPARδ、SHPについてそのプロモーター領域をクローニングし解析した。E-boxの有無やCLOCK/BMAL1による制御の有無、RevREの有無について、一過性発現系によるレポーターアッセイを用いて検討したところ、PPARδ、SHPについては、CLOCK/BMAL1による転写活性化が明らかとなった。またゲルシフトアッセイにて、CLOCK/BMALのプロモーターへの直接結合が確認できた。興味深いことに、SHPについては、その転写活性化因子LRH-1とCKOCK/BMALの間に直接の相互作用が存在することが明らかとなった。以上の結果は、Biochem Biophys Res Commun. 353:895-901に発表した。また、PPARδについては、そのプロモーターはCLOCK/BMAL1による制御のみでなく、Rev-erbα/RORによる制御も同時に受けていた。以上の結果については平成19年6月に開催される第80回内分泌学会学術総会にて発表予定である。
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