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ケロイド発生におけるCOX-2発現の役割およびCOX-2特異的阻害剤の効果

研究課題

研究課題/領域番号 16790668
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 皮膚科学
研究機関日本医科大学

研究代表者

二神 綾子  日本医科大学, 医学部, 講師 (70366756)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2005年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2004年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワードCOX-1 / COX-2 / 創傷治癒 / ケロイド
研究概要

1<ラット皮膚組織の線維芽細胞におけるPGE2,COX-1,-2発現の検討>
新生児と成人のWistar ratの背中より線維芽細胞を分離培養し、以下の培地で刺激を行った。
1)IL-1β 2)TGF-β 3)IL-1β+TGF-β(IL-1βはCOX-2を誘発する炎症刺激として投与。TGF-βはFCに作用し、collagen産生を促進する効果を有する)3h,6h,12h,24h後にIndomethacinを添加し反応を停止させ、各時点で一部の線維芽細胞をパラフォルムアルデヒドで固定し、COX-1,-2の免疫染色にて発現を確認。さらに残りの線維芽細胞でCOX-1,-2 proteinをwestern bulottingで検討。これによりCOX発現の経時的変化を観察している。さらに各上清のPGE2をELIZAで計量しているが、まだ実験数が少ないので、統計し、検討するところまでは至っていない。
2<特異的阻害剤の投与による線維芽細胞のcollaen-1分泌抑制作用の検討>
また線維芽細胞培養培地に以下の組み合わせの試薬を加える。
1)Celecoxib 2)IL-1β+Celecoxib 3)TGF-β+Celecoxib 4)IL-1β+TGF-β+Celecoxib添加して3時間後にindomethacin添加し反応を停止させる。
Celecoxibの代わりにSC-560を添加し同様の手順を行う。Contorol群はvehicleを加える各群の線維芽細胞を回収し、一部の線維芽細胞をcoX-1,-2の免疫染色にて発現抑制を確認していている最中であり、統計、検討には至っていない。
また同様の実験を人皮膚についても行う予定であったが、一部の皮膚組織においてリンパ腫を合併している症例があることが判明。これについてはHTLV-1の感染の可能性もあるため、その確認をしてから再度施行する予定である。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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