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神経因性疼痛における精神・情動行動異常の発症メカニズム解明に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 16790876
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 麻酔・蘇生学
研究機関大阪大学

研究代表者

井上 隆弥  大阪大学, 医学系研究科, 助手 (00335358)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2005年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2004年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
キーワード神経因性疼痛 / 情動行動異常 / 海馬 / 遺伝子発現 / DNAチップ
研究概要

16年度
行動科学的手法による異常行動検出後、神経因性疼痛モデル動物および対照動物より海馬を取りだし、抽出したRNAの分析を網羅的に行うため、DNAチップを用いて解析した。
17年度
1.行動学的手法による疼痛および抑うつ、不安行動検出
神経因性疼痛モデルには、マウスの左第5腰神経を結紮するChungモデルを用いた。Chungモデル群およびその対象(神経非損傷)群をそれぞれ8匹ずつ作成し、温熱刺激、機械刺激に対する疼痛反応および情動行動の変化を観察した。
2.DNAチップ結果の解析
DNAチップ解析にはアマシャム社CodeLink(マウス用:約20,000遺伝子)を用いて委託解析した。2倍以上の発現増加もしくは、1/2以下の発現低下を示した遺伝子は約400抽出された。発現変化を示したそれら遺伝子について当モデルとの機能関連についての情報を収集し、それら遺伝子群の相互関係を検討した結果、構造上、機能上に重要な遺伝子の変化が検出された。
3.RT-PCR法を用いたDNAチップ解析の確認作業
上記1よりさらに選出した約100遺伝子について、海馬における遺伝子発現変化を確認するため、RT-PCR法を用いて2群間の発現変化を調べた。
4.海馬における限局的遺伝子発現変化を検討
さらに海馬全体ではなく、海馬の限局した遺伝子発現変化を検討するため、モデル動物および対照動物より作製した海馬凍結切片から顕微鏡下で海馬組織の一部分を正確に切り取り、上記2の作業を平行して行った。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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