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腎移植における急性拒絶反応のリアルタイム定量的PCR法を用いた早期診断法の確立

研究課題

研究課題/領域番号 16790913
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 泌尿器科学
研究機関岐阜大学

研究代表者

伊藤 慎一  岐阜大学, 医学部附属病院, 講師 (70324308)

研究期間 (年度) 2004 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2006年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
2005年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2004年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード拒絶反応 / リアルタイム定量的PCR / LightCycler / 腎移植 / リンパ球表面マーカー
研究概要

腎移植を含めた臓器移植の拒絶反応の判定は、病理組織学的検査以外の方法は確立していない。病理組織学的判定法は腎移植に関しては国際的な基準が決められてはいるが、客観的判断という点では十分とは言い難い。今までに移植腎組織に浸潤するリンパ球のサブクラスの定量は行われておらず、移植腎組織内におけるリンパ球サブクラスの構成を明らかとする事により、その構成の特性により早期に急性拒絶反応を診断に応用できる可能性が有ると考える。今回我々は表面マーカーを用いたTリンパ球のサブクラスの同定の代わりに、表面マーカーのmRNAを用いたリアルタイム定量的PCRを実施することで、簡便に急性拒絶反応を診断する方法を確立することを目的とした。
リンパ球の表面マーカーのmRNAを検出するためのリアルタイム定量的PCRの確立を目指している。hybridization probe法用の数種類のprimerとprobeをデザインし、その至適化の検討をおこない、マウス検体を用いて表面マーカーの発現量と、急性拒絶反応のタイプ、更にその強さと比較し、LightCyclerによる急性拒絶反応判定基準を作成中である。
さらに、腎移植症例のプロトコール生検時にPCR用の検体を同時に採取しmRNAを抽出後cDNAに変換し凍結保存しておいた腎生検検体を用いて表面マーカーの発現量の検討を行い、実際の病理標本における拒絶反応のグレードと比較検討を行う予定である。

報告書

(3件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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