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マウス前立腺癌モデルに対するalpha-GalCerを用いた免疫療法の試み

研究課題

研究課題/領域番号 16790924
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 泌尿器科学
研究機関大阪市立大学

研究代表者

鞍作 克之  大阪市立大学, 大学院医学研究科, 助手 (70364007)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2004年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワード前立腺癌 / 免疫療法 / Alpha-Galactosylceramide / 動物モデル / alpha-Galactosylceramide
研究概要

樹状細胞(Dendritic cell:DC)は最も強力な抗原提示細胞であり、T細胞を活性化するため、現在新しい免疫療法としてDC療法が注目されている。Alpha-Galactosylceramide(a-GalCer)は海洋生物由来の新しい抗腫瘍物質でありDC細胞を活性化することにより、NK細胞、細胞傷害性T細胞の抗腫瘍効果を高める。alpha-GalCerは新しい作用機序を持つ抗腫瘍薬であり現在効果的な治療法がないホルモン抵抗性前立腺癌に対し抗腫瘍効果が期待できる物質である。そこで、前立腺癌マウス担癌モデルを用いて、alpha-GalCerの抗腫瘍効果の有無を調べるとともにalpha-GalCer抗腫瘍効果のメカニズムを明らかにするための研究を行っている。
前立腺癌マウス担癌モデル作成の準備として、ホルモン非依存性前立腺癌細胞株としてPC-3細胞を培養し、ホルモン依存性前立腺癌細胞株としてLNCaP細胞を培養しこれらを使用して動物実験を行っている。コラーゲン・ジェルを1:1の割合にて氷冷下で混合し、Balb/cマウスまたはヌードマウスの皮下に注射することにより上記の前立腺癌細胞が生着し、腫瘍の増殖を認めることを確認した。これにより、ホルモン依存性、ホルモン抵抗性前立腺癌マウス担癌モデルを確立した。またalpha-GalCerをこれらマウスに静脈注射し有害事象が起こら無いことを確認している。現在マウスの個体数を増やしたコントロール実験を行い、ホルモン依存性、ホルモン抵抗性前立腺癌マウス担癌モデルにおける、alpha-GalCerの抗腫瘍効果について検討中である。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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