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偏垂直軸回転検査(OVAR)による卵形嚢、球形嚢の機能評価

研究課題

研究課題/領域番号 16791026
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関聖マリアンナ医科大学

研究代表者

宮本 康裕  聖マリアンナ医大, 医学部, 助手 (70367340)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2004年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
キーワード偏垂直軸回転検査 / OVAR / 耳石機能
研究概要

2004年、平成16年度科学研究費補助金を用い平衡機能検査装置(モリタ社製・ニスタモ21)を聖マリアンナ医科大学に設置した。
めまい・難聴などの内耳障害の既往のない健常成人5名を被験者とし、偏垂直軸回転検査(OVAR)を行い、回転検査中に出現した眼球運動をVOGにて記録した。また、同時に皿電極を用いてENGでも記録を行った。刺激装置は総合平衡機能検査装置(第一医科器械社製)を使用した。被験者をバケット状の椅子に座らせ回転中ずれが生じないように5点式シートベルトにて固定。眼球がちょうど正中に来るよう赤外線CCDカメラを装着したゴーグルを装着。また、ENG記録用の皿電極も同時に装着。被験者頭部が垂直軸に対し30度前屈となるようにヘッドバンドで固定を行い、回転検査中に出現する眼球運動をVOGおよびENGにて記録を行った。回転刺激の方法は、まず椅子が地面に対し垂直な状態(EVAR)で回転させ、徐々に速度を上げていき、回転速度が60度/秒の等角速度となるまで、眼球運動をモニターで経時的に観察しながら眼振が消失するまで待ち、その後椅子を傾斜させるRT法(Rotation then Tilt method)を用いた。椅子の傾斜角度は30度とした。回転方向は、時計回り、反時計回りの両方向行った。なお、回転刺激中は暗算負荷を加え、被験者の覚醒を保つようにした。
VOGにて記録された眼球運動の内、水平成分のみ前述の平衡機能検査装置にて解析を行った。
ENGにて記録された水平眼球運動は、専用の解析装置にて解析を行い、この両者の比較を行っている。

報告書

(1件)
  • 2004 実績報告書

URL: 

公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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