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常染色体優性開放隅角緑内障GLC1Dの原因遺伝子の同定

研究課題

研究課題/領域番号 16791068
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 眼科学
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

山崎 悟  慶應大, 医学部, 助手 (70348796)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2005年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2004年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードヒトゲノム / ゲノムシーケンス / AARD / cDNA / 緑内障 / 疾患原因遺伝子
研究概要

8番染色体長椀8q23にマップされている慢性型開放隅角緑内障の原因遺伝子の同定のため、本年度は以下のことを行なった。(1)同疾患遺伝子の候補領域周辺をカバーする50Mbの塩基配列に対し、マウスやフグのゲノムシーケンスに対してドットマトリックス解析を行ない、保存領域の予測を行なった。その結果、現在までにAARDなど25個の新規遺伝子を含む285個のタンパク質をコードする遺伝子の存在を本領域に推定することができた。新規遺伝子に対してはエキソン予測から得られた配列をもとにプライマーを作成し、増幅した部分配列の塩基配列を確認した時点で発現プロファイル解析と、残された全ての予測エキソンを増幅できると考えられるプライマーの設計を行ない配列決定を試みた。非翻訳領域に関しても配列の確認できた両末端のエキソンにプライマーを設計し、配列決定を試みた。その結果、C80rfK23、C80rfK29、C80rfK32、C80rfK34、C80rfK36と名付けた5個の新規遺伝子の翻訳領域の配列をほぼ確認することができた。(2)GLC1D責任領域中には以前申請者の研究室で発見された巨大遺伝子CSMD3を含む20個の遺伝子(OXR1、STARS、ANGPT1、Mcc35555、INT6、KIAA0103、FLJ30668、TRHR、CML66、DC6、PKHDK1、EBAG9、FLJ20366、KCNV1、CSMD3、TRPS1、EIF3SC、MGC14595、RAD21、SLC30A8)が存在することを明らかにした。実際にこれらの遺伝子のコーディング領域を増幅するプライマーを設計し,PCR産物のシーケンシングによる患者DNAの変異探索を行った。しかしながら、現在までのところ原因となる変異はまだ同定できていない。

報告書

(1件)
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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