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骨形成因子と低出力超音波の復合刺激による骨硬化促進の解析:超短期的骨延長法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 16791252
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 外科系歯学
研究機関九州歯科大学

研究代表者

山内 健介  九州歯科大学, 歯学部, 助手 (10364150)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2005年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2004年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
キーワード骨延長 / 低出力超音波 / BMP / 骨延長法 / 低周波超音波 / rh-BMP
研究概要

前年度からの継続として、ラットを用いた顎骨延長部に対する低出力超音波(LIPUS)と骨形成因子(BMP-2)の複合刺激による骨形成促進能を評価した。単純レントゲン写真像において、LIPUSの骨延長部に対する促進能は、コントロール群(延長単独)に対して有意に骨形成の進行が早かった。コントロール群の延長終了後2週目の評価では新生骨の形成は乏しく、4週目の評価で骨の新生が確認できた。低周波超音波群においては、他の文献などの結果から延長毎に20分の延長部の照射を行っており、コントロール群に比べ骨の形成能は高く、新生骨の形成もコントロール群に比べ高いといえる。本結果は、整形外科領域における四肢の場合と同様な結果となった。
続いてBMP-2の延長部に対する評価を試みた。しかしながら、使用したrh-BMP2を延長部に注入したものの、延長部に安定してrh-BMP2を送ることが困難であり、十分な結果が得られなかった。ラット顎骨延長部へのBMPの作用には、延長部にBMPを一定期間安定して存在させるだけの担体(キャリアー)が必要であると示唆された。
本研究で得られたLIPUSの顎骨に対する作用を国内学会の発表内で言及した。また、BMPによる顎骨延長部への作用には良好な担体が必要であり、同分野の研究開発が必須であると考えられた。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書

URL: 

公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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