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培養歯根膜細胞由来間葉系幹細胞を用いた歯周組織再生療法確立のための基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 16791320
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 歯周治療系歯学
研究機関昭和大学

研究代表者

滝口 尚  昭和大学, 歯学部, 助手 (60317576)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2005年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2004年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード歯根膜 / 幹細胞 / 再生
研究概要

骨髄を含めた多くの組織中には骨芽細胞、軟骨細胞、脂肪細胞、筋肉などの間葉系細胞へ分化し得る間葉系幹細胞や、更には血管内皮細胞、心筋、神経細胞へも分化し得るより未分化な幹細胞が存在することが報告されており、このうち間葉系幹細胞は各種組織・臓器のみならず歯周組織の再生への応用が期待されている。しかし、現時点では間葉系幹細胞に特異的なフェノタイプは明確でない。これまでに、我々はマウス骨髄単核細胞から、付着細胞の分離、採取に成功した。そこで本年度は、培養歯根膜細胞由来間葉系幹細胞を用いた歯周組織再生療法開発の礎を築くことを目指し、培養歯根膜細胞からの効率的な間葉系幹細胞の採取・増殖法の確立[ヒトとマウスの培養歯根膜細胞を用い、多分化能を有する間葉系幹細胞のソーテイングマーカーの選定、間葉系幹細胞におけるfibroblast growth factor(FGF)-2の増殖促進作用の確認および間葉系幹細胞から歯根膜細胞様細胞への分化の確認]を行った。
実験1 培養マウス歯根膜細胞よりCD29,CD49e,CD117,CD162陽性細胞をFACSにて分取後、Fibronectinコート培養皿で培養した結果、付着細胞を確認した。
実験2 実験1で採取したCD29,CD49e,CD117,CD162陽性マウス歯根膜細胞をFGF2存在下で増殖後、細胞表層分子パターンを確認したところ、変化しないことが確認された。
実験3 実験2で増殖させたCD29,CD49e,CD117,CD162陽性細胞を骨芽細胞分化培地にて長期間培養した結果、10日目以降からPeriostin陽性細胞が確認されたが、PLAP-1陽性細胞は確認できなかった(RT-PCR)。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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