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療養環境、特に振動が患者のQOLに与える影響の評価法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 16791351
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 基礎看護学
研究機関福島県立医科大学

研究代表者

増渕 映子 (稲毛 映子)  福島県立医科大学, 看護学部, 講師 (00315673)

研究期間 (年度) 2004 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2006年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2005年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2004年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード保健医療施設 / 振動 / 知覚 / 病室
研究概要

看護者がベッド周辺で行う動作によって発生する振動の認知と振動レベルの関連を実験的に調べた。その結果、点滴スタンドやワゴンの移動などによって、振動レベルの上昇は認めるものの、ベッド上で臥床している人には知覚されるほどではなかった。
次に、病院において、振動レベル測定と患者に対する聞き取り調査を行った。振動レベル測定は、病棟特性による違いを調べるために、オープンフロア病棟および一般病棟を測定対象とした。
それぞれの振動レベル(Leq)は、オープンフロア病棟では36.7dB、一般病棟の病室28.7dBと病棟の特性で若干振動レベルに差はあるも、いずれも静穏な環境であった。さらに、オープンフロア病棟の患者27名と一般病棟の患者29名に対する振動に関する聞き取り調査では、振動を知覚することがあったとした患者は、各病棟で1名ずつ計2名のみで、ほとんどが振動を知覚することはないと回答した。知覚した状況は、「こどもが廊下を走ったとき」で、単発的な振動であり、通常の療養生活において心理的影響を与えるほどの振動を知覚することはないとの結果を得た。

報告書

(3件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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