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月経不順改善のための個別アプローチプログラムの検討

研究課題

研究課題/領域番号 16791360
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 基礎看護学
研究機関兵庫県立大学

研究代表者

桐村 智子  兵庫県立大学, 看護学部, 助手 (50305695)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2005年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2004年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
キーワード月経不順 / ホルモン / 栄養 / ストレス
研究概要

生活背景や生活習慣が女性ホルモンバランスにどのように影響しているかを知ることを目的として、標準的な性周期である28日間において定期的にプロゲステロン、エストラジオール、ストコルチゾール、メラトニンを侵襲の少ない唾液により検出し、ホルモンバランスと月経不順をはじめとする身体症状との関係について、ホルモンレベルで解析を行った。さらに、対象者の食習慣や睡眠状況、活動スタイル(室外・室内)の時間等の生活習慣とホルモン濃度を比較することで、若年者女性の抱える身体症状にどのように生活習慣が影響を与えているのかを明確にしていくことに加えて、基礎体温による月経周期を記録することで、生活習慣、月経周期、ホルモンバランスの3つの視点から若年者女性の抱える問題についてアプローチを行った。
今年度は6名の18-28歳の女性を対象に、昨年度と同様の研究を行った。「ときどき月経不順」という対象者は3名であったが、無月経の対象者はいなかった。コルチゾールレベルは昨年度の対象者と比較して低めであった。生活習慣が不規則で、朝方就寝したり、寝不足なども見られた。栄養面に関しては、田嶋ほか(2001)によると、体重減少は若年女性の月経異常の主因であり、美容を目的としたダイエットが月経不順の原因の約50%を占めるとされている。今回の対象者では欠食や不規則な食生活が見られ、エネルギー所要量は日本栄養所要量を満たしていなかった。また、日々のエネルギー摂取量にばらつきが見られた。いずれの対象者も生活習慣に問題があったが、月経不順の対象者の方がストレスなどが強くみられた。また、今回の対象者が10歳代も含まれ、月経不順ではなく、年齢的に月経が不安定の可能性も考えられた。
これまでの結果より、対象者に対し個別的に調査・指導することが重要であると考えられた。今後、具体的なアプローチ方法について検討が必要であると考える。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] A study on influence of life habits on menstrual cycle of young Japanese women.2005

    • 著者名/発表者名
      Kirimura T, Watanabe, K., Bounou, M et al.
    • 雑誌名

      The Endocrine Society's 87^<th> Annual Meeting

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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