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遠赤外線放出寝具の生体に対する効果

研究課題

研究課題/領域番号 16791367
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 基礎看護学
研究機関島根県立看護短期大学

研究代表者

木村 幸弘  島根県立看護短期大学, 看護学科, 助手 (50321188)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2005年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2004年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード遠赤外線 / 腰部表面温度 / 手掌表面温度 / 心拍変動
研究概要

遠赤外線を放出するトルマリンを使用したシーツを利用したトルマリンベッドと,綿シーツを使用した通常ベッドの比較を行った。
実験は,健康な被験者14名(平均年齢24.9才,SD7.52)を対象として行った。被験者はトルマリンシーツ1枚ベッド(以下,トルンベッドという),同じく2枚ベッド,同じく4枚ベッドに60分間臥床し,データ(腰部表面温度,手掌表面温度,末梢皮膚血流量,心拍変動)収集を行った。また,通常ベッドに60分間安静臥床し,同様にデータ収集を行った。
14名のデータを統計処理し,下記のことが明らかになった。
腰部表面温度については,トルンベッド及び通常ベッドとも測定前後において,それぞれ有意に温度上昇した。寝具間の比較においては,通常ベッドとトルン4枚ベッドにおいて有意差がみられた。手掌表面温度については,トルンベッド及び通常ベッドとも,測定前後において有意な温度上昇はみられなかった。寝具間の比較においては,通常ベッドとトルン2枚ベッド及び,通常ベッドとトルン4枚ベッドにおいて,有意差がみられた。
末梢皮膚血流量については,トルンベッド及び通常ベッドとも,測定前後において有意な変化はみられなかった。寝具間の比較においては,通常ベッドとトルン4枚ベッドにおいて,有意差がみられた。
心拍変動については,副交感神経指標について,寝具間において通常ベッドとトルン4枚ベッドにおいて有意差がみられた。
トルマリンシーツから放出される遠赤外線が,皮膚表面温度及び,自律神経に何らかの影響を与えたと示唆される。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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