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糖尿病患者の食事療法に対する葛藤の意味を考慮した看護援助方法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 16791381
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 臨床看護学
研究機関岐阜大学

研究代表者

渡邉 亜紀子 (渡邊 亜紀子)  岐阜大学, 医学部, 助手 (00362153)

研究期間 (年度) 2004 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2006年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2005年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2004年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード糖尿病患者 / 食事療法 / 葛藤 / 看護 / 糖尿病(看護)
研究概要

1.はじめに:糖尿病患者に対し、食事療法に対する葛藤について面接調査を実施した分析結果に基づき独自の調査票を作成し、食事療法に対する認識とその影響要因を、統計学的に分析を行った。
2.研究対象と研究方法
(1)調査データ:59ケースを対象に、29の質問項目を分析した。
(2)統計分析:統計分析にはSPSS統計ソフトを用い、基本統計・主成分分析・共分散分析を行い、変数間の因果関係と変数のグループ化を行った。
3.分析結果
(1)対象者の背景
年齢:平均±標準偏差=61.25±11.08歳,罹病期間:平均±標準偏差=14.44±18.96年
入院回数:平均±標準偏差=2.075±2.38回
(2)主成分分析
「今の自分を肯定的に受け止めることができる」「食事療法を実施することが可能である」「今の自分が最も価値をおいているものは家族である」「食事療法は価値があることだと思う」「食事療法を継続していく自信がある」の5変数が食事療法に対する認識に重要な因子であると考えられた。
(3)共分散分析
「食事療法を実施することが可能である」と「食事療法を継続していく自信がある」は強い相関関係があった。一方、「食事療法は価値があることだと思う」と「食事療法を継続していく自信」との間には、「家族」と「食事療法を実施することが可能である」の変数を介していることが明らかとなった。
4.終りに:調査票をもとに、主成分分析を行い、それより類別された主要な変数をもとに、共分散分析を行った。本研究は、糖尿病患者の食事療法の継続的な実施の在り方について、問題点や心理的要因を明らかにしてきたが、今後更に調査データ数を増やし、食事療法の継続に対する因果関係を検討し、具体的援助方法を考案していくことが今後の課題である。

報告書

(3件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 糖尿病を抱える糖尿病患者の思い-教育入院退院後3ヵ月後と1年後の面接から-2007

    • 著者名/発表者名
      渡邊亜紀子
    • 雑誌名

      PRACTICEプラクティス 24・2

      ページ: 226-230

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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