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外来がん患者化学療法における遠隔看護支援教育システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 16791382
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 臨床看護学
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

大川 明子  名古屋市立大学, 看護学部, 講師 (20290546)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2005年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2004年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード住宅看護 / 外来看護 / 遠隔看護システム / 患者教育 / セルフケア / 在宅看護
研究概要

高齢者の医療費高騰,長期入院傾向の脱却を図るため,近年,医療費の削減,入院日数短縮化など,入院医療から外来による治療に移行している.がん治療法の一つである化学療法においても外来でおこなわれるようになってきた.欧米では,化学療法のほとんどが外来治療でおこなわれており,患者教育を含め,電話での相談や指導をおこない,また,患者ごとに電子メールでメッセージを入れているなどのサポートシステムが確立されている.入院治療と外来治療との違いは,常に在宅療養者のそばに医療者がいるわけではないため,患者・家族が主体的に症状を判断し,行動しなければならない点である.安全に医療を受けるためには,この意味でも,患者教育は重要である.そこで本研究では外来がん患者やその介護者を対象とした外来がん患者化学療法における遠隔看護教育システムを構築した.
本年度は既構築実験システムに,アンケートを実施する際,Webを利用してアンケートが実施でき,回収後のアンケート結果が自動的に集計できるシステムを開発し,看護教育システムにアップデートすることができた.Webによるアンケート実施システムは,紙面によるアンケートと共に,従来からも利用されている.とくにWeb等によるアンケートの実施に際しては,アンケート用紙固有のシステムとなっているために,Webアンケート実施プログラムを変更しなければならずプログラムの知識が必要であった.本研究で開発したWebアンケート実施システムは,プログラムの知識を必要とせず,質問項目を入力し,回収データの判定基準を入力するだけで,アンケートの実施,統計処理用のデータ判別ができるようにした.このため,看護師が自在にアンケートを実施でき,データ収集,判別が行える.従来のシステムの機能に付加した,これらの新機能を医療従事者や一般人にデモしたところ,アンケート実施を適宜行う看護師にとって,非常に利便性があるとの評価結果を得た.患者の状況を把握する上で,看護師が必要とする,信頼性と妥当性が得られているスケール等を見いだすことが必要となる.

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (12件)

すべて 2006 2005 2004

すべて 雑誌論文 (11件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] Development of the Remote Nursing Support System in an Outpatient's Chemotherapy2006

    • 著者名/発表者名
      大川明子, 他2名
    • 雑誌名

      14^<th> International Conference on cancer Nursing 9月

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 日帰り手術における遠隔看護支援システムの構築2006

    • 著者名/発表者名
      大川明子, 他2名
    • 雑誌名

      第32回日本看護研究学会 8月

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 外来がん患者の化学療法における遠隔看護支援教育システムの構築2005

    • 著者名/発表者名
      大川明子, 他1名
    • 雑誌名

      第31回日本看護研究学会雑誌 28巻3号

      ページ: 111-111

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 在宅看護支援遠隔システムの構築2005

    • 著者名/発表者名
      梅田徳男, 大川明子
    • 雑誌名

      第31回日本看護研究学会雑誌 28巻3号

      ページ: 107-107

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 秘匿性を確保した在宅看護支援用システムの構築2005

    • 著者名/発表者名
      梅田徳男, 大川明子
    • 雑誌名

      第25回日本看護科学学会学術集会 11月

      ページ: 142-142

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 電子透かし技術を用いた在宅医療支援用地域一体型e-Hospitalシステムの構築2005

    • 著者名/発表者名
      梅田徳男, 池田俊昭, 長谷川智之, 原内一, 大川明子
    • 雑誌名

      INNERVISION 20巻8号

      ページ: 45-45

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 外来がん患者の化学療法における遠隔看護支援教育システムの構築2005

    • 著者名/発表者名
      大川明子, 他1名
    • 雑誌名

      第31回日本看護研究学会 7月(発表予定)

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] 在宅看護支援遠隔システムの構築2005

    • 著者名/発表者名
      梅田徳男, 大川明子
    • 雑誌名

      第31回日本看護研究学会 7月(発表予定)

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] 代替・補完療法と個人特性との関係2005

    • 著者名/発表者名
      大川明子, 他2名
    • 雑誌名

      第23回日本生理心理学会 5月(発表予定)

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] 看護ケアの一手段としての代替・相補療法に関する研究 -リラクセーションカプセルの効果-2005

    • 著者名/発表者名
      大川明子, 他1名
    • 雑誌名

      三重看護学誌 7

      ページ: 53-58

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] New Watermarking Technique based e-nursing system with Secured Internet Communication Tele-nursing system experiments2004

    • 著者名/発表者名
      大川明子, 他1名
    • 雑誌名

      13th International Conference on cancer Nursing 8月

      ページ: 102-102

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [図書] 成人看護学概論 代替・相補療法2005

    • 著者名/発表者名
      大川明子, 編集大西和子
    • 出版者
      ヌーヴェルヒロカワ
    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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