研究課題/領域番号 |
16F16744
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
Badenoch Nathan 京都大学, 東南アジア地域研究研究所, 准教授 (50599884)
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研究分担者 |
CHOKSI NISHAANT 京都大学, 東南アジア研究所, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2016-07-27 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2017年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2016年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | 音象徴 / 擬態語・擬音語 / 言語演出 / ムンダ語 / オーストロアジア諸語 / 南アジア / expressives / ideophones / Munda languages / performance / sensory networks / linguistic anthropology |
研究実績の概要 |
本研究は、最終年度でムンダ語の擬態語・擬音語に相当するexpressivesに関する調査を継続した。インドで話されるムンダ諸語には、expressivesは豊富にあり、日常会話にもよく現れるものである。ただいま作成中のムンダ語擬態語辞書には、1500を上回る単語の意味、用法が掲載される。擬態語で見れる特集な「音」と「意味」をつなぐ音象徴を分析する仕事を進めて来た。今年度は、ネイティブ話者と集中的に調査し、ムンダ語における擬態語・擬音語の発話から分析を深めた。ビデオを使ったインタービューや語りを基に、人類学の理論や手法を加えた。特に、擬態語を使う時のジェスチャーや発声に着目した。2017年12月の米国人類学総会でパネルを設け、本研究のムンダ語のデータと分析を発表した。Sense, person, object: diagrammatic networks and the enactment of expressives in Mundaという題で、擬態語の意味がその場、その人、そして文化という複雑な文脈の中で演出される、その言語行為をどう捉えることができるか、という方法論にも言及した分析であった。このパネルでは、他に中南米と東南アジアの発表するもあり、通言語的な議論ができた。擬音語・擬態語は多くの言語で見られるが、希少言語の記述では稀にみる。人類の言語文化の一つの貴重な遺産である。日本語でも数多くある擬態語ではなるので、有意義な課題であることは確認でき、言語文化交流を目指す媒体とも考えらる。本研究の分析をまとめた章が代表者と研究者が共著する論集に含まれ、南アジアという言語地域における音象徴を実証的に記述する試みに貢献できたことは、言語学・人類学そして南アジア地域研究の進展につながる。
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現在までの達成度 (段落) |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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