研究課題/領域番号 |
16F16759
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
通信・ネットワーク工学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
原 隆浩 大阪大学, 情報科学研究科, 教授 (20294043)
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研究分担者 |
ZHAO WEI 大阪大学, 情報科学研究科, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2016-07-27 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2018年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
2017年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2016年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | クラウドコンピューティング / ストリーミング / ハイブリッドクラウド |
研究実績の概要 |
本研究では、パブリッククラウドとプライベートクラウドが混在する環境における効率的なストレージ管理について研究を推進した。このようなハイブリッドクラウドストレージ環境では、クラウド間の機能的な違いやネットワーク環境の違いなどから、データアクセスの性能(遅延やスループットなど)およびコスト(費用など)に大きな差が生じるため、これらの違いを考慮したデータ管理技術を検討する必要がある。本研究では、アプリケーションとして特にリアルタイムビデオ配信を想定し、ビデオ視聴に要する遅延やジッター(データの到着間隔のゆらぎ)を与えられた費用内で最小化する手法を開発した。具体的には、複数のクラウド間で効果的にデータを複製し、効率的に協調スケジューリングを行うことで、この目的を達成した。 本研究の3年目となる平成30年度は、研究分担者であるZHAO WEIの任期が7月30日に満了するため、実質的に4カ月間の研究推進となった。そのため、平成29年度の研究成果を取りまとめることを主題とした。ただし、任期終了後も共同研究を継続することも視野に入れ、これまでの研究成果をさらに高度に発展させ、精力的に研究開発を実施した。特に、エッジノード間の協調動作をさらに高度化し、複数のエッジコンピュータが協調しつつも競争的に資源の配分を争うゲーム理論を採用し、効率的なデータ配送スケジューリングを実現した。 これらの研究成果は、車載システムに関する最も権威のある国際論文誌であるIEEE Transactions on Vehicular Technologyに採択された。
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現在までの達成度 (段落) |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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