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細胞集団の動的な活動をみるための生きた「ミニチュア脳」の並列培養計測系の開発

研究課題

研究課題/領域番号 16H00418
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 工学Ⅴ(その他工学)
研究機関京都市立堀川高等学校

研究代表者

森口 裕之  京都市立堀川高等学校, 教諭

研究期間 (年度) 2016
研究課題ステータス 完了 (2016年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
2016年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード細胞培養 / 細胞塊 / 微小電極
研究実績の概要

高校の理科室にあるCO_2濃度調節機能のないクールインキュベータでも、培養容器を炭酸水素ナトリウム水溶液との密閉容器中で共存させることにより、株化細胞だけでなく神経系細胞の初代培養も可能であることを確認した。また, 培養容器の底面をアガロースゲルですり鉢状にコートすることで、播種された細胞を底面中心部に集め、(再凝集)細胞塊を形成させられることを確認した。
さらに、培養液中に金属線微小電極を挿入し、その先端が底面中心部に位置するように固定して細胞を播種・培養すると、金属線の先端を核として細胞塊が形成された。この状態で培養液を基準に金属線先端部を動作電極として電位計測を行うと、神経細胞の自発活動を示すと考えられる信号が計測された(神経系細胞の初代培養の場合)。金属線には直径約50μmの白金線を用い、その先端部のみに白金黒鍍金を施し、さらに細胞接着のためにポリエチレンイミンコートを施した。また、信号の増幅・フィルタリングには自作のアンプを使用した。

報告書

(1件)
  • 2016 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2016

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Microcasting with agarose gel via degassed polydimethylsiloxane molds for repellency-guided cell patterning2016

    • 著者名/発表者名
      Nobuyuki Tanaka, Hiroyuki Moriguchi, Asako Sato, Takayuki Kawai, Kenta Shimba, Yasuhiko Jimbo, Yo Tanaka
    • 雑誌名

      RSC Advances

      巻: 6 号: 60 ページ: 54754-54762

    • DOI

      10.1039/c6ra11563b

    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり
  • [学会発表] Gel-casting using micro-fluidic channels with vacuum conserved in polydimethylsiloxane elastomer toward patterned cell culture system.2016

    • 著者名/発表者名
      N. Tanaka, H. Moriguchi, Y. Tanaka
    • 学会等名
      8th International Symposium on Microchemistry and Microsystems (8^<th> ISMM)
    • 発表場所
      University of Hong Kong
    • 年月日
      2016-05-31
    • 関連する報告書
      2016 実績報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-04-25  

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