研究課題/領域番号 |
16H01802
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
デザイン学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
松隈 浩之 九州大学, 芸術工学研究院, 准教授 (60372760)
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研究分担者 |
村木 里志 九州大学, 芸術工学研究院, 教授 (70300473)
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研究協力者 |
妹尾 武治 九州大学, 芸術工学研究院, 准教授 (40546181)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
39,390千円 (直接経費: 30,300千円、間接経費: 9,090千円)
2018年度: 11,960千円 (直接経費: 9,200千円、間接経費: 2,760千円)
2017年度: 15,210千円 (直接経費: 11,700千円、間接経費: 3,510千円)
2016年度: 12,220千円 (直接経費: 9,400千円、間接経費: 2,820千円)
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キーワード | シリアスゲーム / リハビリテーション / ヘルスケア / ゲーミフィケーション / デザイン / ゲーム / リハビリ / コミュニティ / ロコモティブシンドローム |
研究成果の概要 |
自宅でのヘルスケア用ゲーム利用を可能とする体制の構築について、起立-着席運動支援ゲーム『リハビリウム起立の森』のスマホ版を開発し、高齢者に各個人宅での1年3か月の継続利用検証を行った。結果、自宅での利用は可能でありかつゲーム内で利用者同士が回数を競うなど積極性も向上した。高齢者のゲームを用いた運動コミュニティ形成について、現在、ゲームを用いたロコモ運動サークルの高齢者同士での助け合いによる運用がおこなわれている。運動支援のための新規コンテンツとして足踏み運動支援用ゲーム『アシブミジョーズ』を開発し、運動生理学、視覚心理学の意見を踏まえたゲームデザインが実現している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
超高齢化社会の到来に先立ち、デジタルゲームを用いて高齢者の健康を維持しようという研究活動である。実施した項目で質の高いヘルスケアゲームの開発として運動生理学、視覚心理学の意見を踏まえ足踏み運動支援用ゲーム『アシブミジョーズ』を開発した。また起立-着席運動支援ゲーム『リハビリウム起立の森』のスマホ版を開発し自宅での利用を可能としている。高齢者を対象とした運動サークルを実施し、自主的に運用できる可能性を見出している。今後もゲームを主軸としたICT利用による健康促進を広く一般に普及させ、世界の健康寿命拡大へと寄与していく。
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