研究課題/領域番号 |
16H01812
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
大島 義人 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (70213709)
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研究分担者 |
山本 仁 大阪大学, 安全衛生管理部, 教授 (20222383)
村田 静昭 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (50157781)
宮崎 隆文 岡山大学, 安全衛生推進機構, 教授 (70260156)
富田 賢吾 名古屋大学, 環境安全衛生推進本部, 教授 (70422459)
百瀬 英毅 大阪大学, 安全衛生管理部, 准教授 (80260636)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
38,350千円 (直接経費: 29,500千円、間接経費: 8,850千円)
2018年度: 11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
2017年度: 11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
2016年度: 16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
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キーワード | 科学教育カリキュラム / 環境安全学 / リスクアセスメント / 実験研究 / 行動科学 / 共有性 |
研究成果の概要 |
任意性や非定常性といった自由度の高い実験研究現場のリスクについて、実験研究者自らが自発的に実施することを可能とする合理的かつ実効的なリスクアセスメント手法の開発を目的とし、実験研究現場から取得したデータの科学的解析を中心に、様々な実験研究現場における潜在的危険要因を抽出・整理するとともに、これらのリスクに対し、実験研究の特徴との関連を踏まえた形で、正しく合理的に評価するための知見としてまとめ、実験研究現場に実装可能な新しい教育的リスク評価手法として提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新規性や先端性、多様性を特徴とする大学の実験研究のリスクアセスメントは、産業界で用いられる定常作業を前提とした既存の手法では対応が難しい点も多く、大学の実験研究にフィットした合理的かつ実効的なリスクアセスメント手法の開発が課題となっている。本研究は、実験研究におけるリスクの存在箇所と大きさを、実験研究現場から取得したデータの科学的解析を通じて、実態に即した形で明らかにした点、さらにそれらを具体的な評価手法として実装可能な形で提案し、安全教育手法の一環として実施する可能性を示した点で、学術的、社会的意義を有する。
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