研究課題/領域番号 |
16H01899
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ジェンダー
|
研究機関 | 東京外国語大学 (2019-2020) 東京大学 (2016-2018) |
研究代表者 |
長澤 榮治 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 研究員 (00272493)
|
研究分担者 |
村上 薫 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 新領域研究センター ジェンダー・社会開発研究グループ, 研究グループ長代理 (00466062)
松永 典子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 准教授 (00579807)
後藤 絵美 東京大学, 日本・アジアに関する教育研究ネットワーク, 特任准教授 (10633050)
鳥山 純子 立命館大学, 国際関係学部, 准教授 (10773864)
森田 豊子 鹿児島大学, グローバルセンター, 特任准教授 (10791113)
黒木 英充 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (20195580)
岩崎 えり奈 上智大学, 外国語学部, 教授 (20436744)
服部 美奈 名古屋大学, 教育発達科学研究科, 教授 (30298442)
岡 真理 京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (30315965)
臼杵 陽 日本女子大学, 文学部, 教授 (40203525)
山岸 智子 明治大学, 政治経済学部, 専任教授 (50272480)
嶺崎 寛子 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (50632775)
鷹木 恵子 桜美林大学, リベラルアーツ学群, 教授 (60211330)
小林 寧子 南山大学, 外国語学部, 研究員 (60225547)
竹村 和朗 高千穂大学, 人間科学部, 准教授 (60782654)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
39,780千円 (直接経費: 30,600千円、間接経費: 9,180千円)
2019年度: 10,660千円 (直接経費: 8,200千円、間接経費: 2,460千円)
2018年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
2017年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
2016年度: 12,350千円 (直接経費: 9,500千円、間接経費: 2,850千円)
|
キーワード | イスラーム / ジェンダー / イスラーム法 / 家族 / フェミニズム / セクシュアリティ / 結婚 / 社会運動 / 比較文化 / 開発 / 身体 |
研究成果の概要 |
本プロジェクトは、イスラームにとってジェンダー的な公正とは何か、という問題意識にもとづき、文化・政治・開発などにわたる諸問題を学際的に研究することを目的とした。また、これまで個別に行われてきた中東・イスラーム地域のジェンダー研究をまとめ上げ、かつ広範囲の研究領域にジェンダー視点を導入することにより「イスラーム・ジェンダー学」という新たな知的営為の基礎固めを行うことを目指した。個別研究・公募研究・全体集会等を通じ考察を深め、国際ワークショップ・国際学会への参加を通じて国際学術交流を図った。一般市民向けの公開セミナーやイスラーム・ジェンダー・シリーズの刊行を通じて成果の社会還元に努めた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現代世界においては、難民や移民、マイノリティと差別の問題など人々を分断する動きが強まる一方、異文化共生社会の実現に向けての知的・社会的努力が積み重ねられている。こうした課題にとって重要な焦点となっているのが「イスラーム」と「ジェンダー」をめぐる問題領域である。本プロジェクトは、このような問題意識に立ちながら、多様な専門分野の研究者の参加によって新たな学術的知見を得るとともに、教育現場の関係者や障がい者、性的少数者など、分断や差別の問題に関心のある市民の参加も得て議論の社会的広がりも確保することができた。
|