研究課題/領域番号 |
16H01921
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学
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研究機関 | 成城大学 (2020, 2022) 埼玉大学 (2016-2019) |
研究代表者 |
明星 聖子 成城大学, 文芸学部, 教授 (90312909)
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研究分担者 |
高畑 悠介 埼玉大学, 人文社会科学研究科, 准教授 (20806525)
井出 新 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (30193460)
松原 良輔 埼玉大学, 人文社会科学研究科, 教授 (30239074)
松田 隆美 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (50190476)
中谷 崇 横浜市立大学, 国際教養学部(教養学系), 准教授 (50264669)
納富 信留 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (50294848)
矢羽々 崇 獨協大学, 外国語学部, 教授 (60265361)
伊藤 博明 専修大学, 文学部, 教授 (70184679)
Pekar Thomas 学習院大学, 文学部, 教授 (70337905)
黒田 彰 佛教大学, 文学部, 教授 (80178136)
近藤 成一 放送大学, 教養学部, 教授 (90153717)
宗像 和重 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (90157727)
杉浦 晋 埼玉大学, 人文社会科学研究科, 教授 (90235870)
武井 和人 埼玉大学, 人文社会科学研究科, 教授 (80154962)
北島 玲子 上智大学, 文学部, 教授 (10204893)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
40,430千円 (直接経費: 31,100千円、間接経費: 9,330千円)
2020年度: 11,310千円 (直接経費: 8,700千円、間接経費: 2,610千円)
2019年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
2018年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
2017年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2016年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | 文献学 / 資料 / 人文学 / 編集 / 文学 / 編集文献学 / 哲学 |
研究成果の概要 |
特記すべきは、本プロジェクトの成果として3冊の書籍(うち1冊は雑誌の特集号)を刊行したことである。2019年9月に『書物学 第17巻』で特集「編集文献学への誘い」が組まれ、メンバーによる7本の論考が掲載された。2020年12月には、2019年開催の国際ワークショップおよび大学院生・若手研究者ワークショップの活動記録が、書籍『「キリスト者の祈祷書」を読む』として出版された。さらに2022年12月には、コロナ禍でのオンライン研究会の成果として、書籍『フェイク・スペクトラム』が出版された。これら書籍の形として以外にも、メンバー各自、様々な学会で発表し、国内外の学術誌に多数の論文を公刊している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果のなかでも、市販雑誌で特集が組まれたことは、私たちの研究の意義が広く社会に認められたことを示しているだろう。また、大学院生たちとのワークショップに関する書籍も、教育への応用という点で社会的な意義を有しているといえる。さらにまとめとしての書籍は、「フェイク」という現代社会で極めて重要な概念について、文学研究者ならではの観点から、強い警鐘を鳴らすと同時に、希望のありかも示唆しており、その社会的な意義は明らかだろう。またそれは、文学分野の専門性の高い検討が、アウトリーチとは異なる方向で、社会に影響を及ぼしうる可能性を見せており、その点で学術的な意義も大きいといえるだろう。
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