研究課題/領域番号 |
16H01963
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人文地理学
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
小島 泰雄 京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (80234764)
|
研究分担者 |
金 どぅ哲 岡山大学, 環境生命科学研究科, 教授 (10281974)
佐藤 廉也 大阪大学, 文学研究科, 教授 (20293938)
今里 悟之 九州大学, 人文科学研究院, 准教授 (90324730)
作野 広和 島根大学, 学術研究院教育学系, 教授 (50284146)
中川 秀一 明治大学, 商学部, 専任教授 (00298415)
筒井 一伸 鳥取大学, 地域学部, 教授 (50379616)
磯田 弦 東北大学, 理学研究科, 准教授 (70368009)
中條 曉仁 静岡大学, 教育学部, 准教授 (40432190)
中辻 享 甲南大学, 文学部, 教授 (60431649)
吉田 国光 金沢大学, 学校教育系, 准教授 (70599703)
小方 登 京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (30160740)
山村 亜希 京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (50335212)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
38,350千円 (直接経費: 29,500千円、間接経費: 8,850千円)
2020年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2019年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
2018年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
2017年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2016年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
|
キーワード | 農村変化 / 集落再編 / 生活空間 / 国際比較 / 人文地理学 / フィールド調査 / 農村 |
研究成果の概要 |
本研究課題は、海外と日本の農村で実施したフィールド調査に基づいて、研究集会とシンポジウムを多く開催し、農村変化について深くかつ開かれた討論を行った。近代の諸位相、たとえば国民国家の形成、農業の生産主義/ポスト生産主義的な展開、農村の衰退過程において、集落の再編が進むことを実証的に解明した。さらに現在の日本農村に観察される新しい傾向や実践が、集落の再編と深く結びつくことを理論的に明らかにした。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本の農村において集落はムラと呼ばれ、明確で強い機能を持ち、人々の暮らしを支える役割を果たしてきた。本研究課題が明らかにした国内と海外の農村における集落変化の文脈は、集落が可変的な存在であることを再認識させるものである。いま日本の農村は人口減少と高齢化によって大きな変化の中にあるが、田園回帰の傾向や地域運営組織の編成を集落の再編を通して新しい農村の暮らしをつくるものとする理解は、地域づくりの実践に理論的な依拠となるものである。
|