研究課題/領域番号 |
16H01965
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人文地理学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
矢野 桂司 立命館大学, 文学部, 教授 (30210305)
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研究分担者 |
中谷 友樹 東北大学, 環境科学研究科, 教授 (20298722)
加藤 政洋 立命館大学, 文学部, 教授 (30330484)
河角 直美 (赤石直美) 立命館大学, 文学部, 准教授 (40449525)
桐村 喬 皇學館大学, 文学部, 准教授 (70584077)
塚本 章宏 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(社会総合科学域), 准教授 (90608712)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
27,560千円 (直接経費: 21,200千円、間接経費: 6,360千円)
2019年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2018年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
2017年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
2016年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
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キーワード | デジタル・ヒューマニティーズ / 歴史GIS / 空間人文学 / 古地図 / 景観復原 / 大英図書館 / 歴史地理学 / 古写真 / 京都 / 空間的人文学 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、膨大な地理空間情報が集積する歴史都市京都を中心に歴史GISデーターベースを構築し、公開するとともに、近年、展開するデジタル・ヒューマニティーズ(DH)に着目し、人文地理学、日本史、日本文学、芸能史、美術史、都市計画史などの研究者間での協働による学際的な「空間的人文学」を展開し、新たな知の創造を実践することである。 この目的に向けて、本研究では、主に歴史都市京都を対象に、(1)地理空間情報のデジタル化・GIS化、(2)歴史GISの空間分析手法の開発、(3)歴史GISの共有化手法の開発、(4)歴史GISによるDH研究の推進、の4つのテーマを設け、それらを関連させながら研究を推進した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、主に歴史都市京都を対象とした地理空間情報を蓄積し、それらを活用・配信できるプラットフォームを構築するものである。この公開によって、地理学に限らず、歴史都市京都を対象とした様々な研究分野で活用されることが期待される。近い将来、GISが歴史学をはじめとする人文学において、一般的なツールとして普及することは間違いなく、本研究の成果は、広義のデジタル・ヒューマニティーズ研究の展開を加速させるであろう。さらに、その成果はデジタル地図として発信されるため、インターネットを活用した、初等中等教育での教育コンテンツとしても活用されることが期待さる。
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