研究課題/領域番号 |
16H02065
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
廣田 照幸 (広田照幸) 日本大学, 文理学部, 教授 (10208887)
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研究分担者 |
森 直人 筑波大学, 人文社会系, 准教授 (10434515)
寺脇 研 星槎大学, 共生科学部, 客員教授 (10750557)
二宮 祐 群馬大学, 大学教育・学生支援機構, 准教授 (20511968)
丸山 和昭 名古屋大学, 高等教育研究センター, 准教授 (20582886)
冨士原 雅弘 日本大学, 国際関係学部, 准教授 (30339238)
小野 方資 福山市立大学, 教育学部, 准教授 (30569827)
末冨 芳 日本大学, 文理学部, 教授 (40363296)
佐久間 亜紀 慶應義塾大学, 教職課程センター(三田), 教授 (60334463)
徳久 恭子 立命館大学, 法学部, 教授 (60440997)
荒井 英治郎 信州大学, 学術研究院総合人間科学系, 准教授 (60548006)
布村 育子 埼玉学園大学, 人間学部, 准教授 (70438901)
植上 一希 福岡大学, 人文学部, 准教授 (90549172)
筒井 美紀 法政大学, キャリアデザイン学部, 教授 (70388023)
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研究協力者 |
古賀 徹
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
39,910千円 (直接経費: 30,700千円、間接経費: 9,210千円)
2018年度: 11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
2017年度: 14,170千円 (直接経費: 10,900千円、間接経費: 3,270千円)
2016年度: 14,690千円 (直接経費: 11,300千円、間接経費: 3,390千円)
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キーワード | 日本教職員組合 / 日教組 / 労働運動 / 教育運動 / 労戦統一 / 平和教育 / 教研集会 / 55年体制 / 教育政策 / 労働組合 / 社会変動 / 55年体制 |
研究成果の概要 |
本研究では、1947年の結成から1995年の文部省との和解までの日本教職員組合(日教組)を研究対象に据え、当時の政治や経済の変動が、日教組の運動のあり方をどのように規定し、どのように変容させていったのかについて、労働運動と教育運動の両面から分析した。実際の日教組はリベラルな職能団体主義から社会民主主義、社会主義、共産主義イデオロギーまで、多様なイデオロギーのグループを抱え込んでおり、さまざまな出来事への対応をめぐって組織内部にダイナミックな過程が存在したことが、明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
文部省対日教組、保守対革新という単純な軸でこれまで考察されてきた、戦後日本の教育政治をめぐる対立の構造を、本研究の知見は大きく修正するものを含んでおり、戦後日本の教職員の労働運動や教育運動に関する通念の一部を修正し、また、戦後教育史の中のいくつかの重要な事項や出来事についての通説の見直しをも提起している。戦後教育史像や戦後教育学のとらえ方に再考を迫るものと言ってよい。さらに、本書の知見は、政治史や労働運動史、思想史などの研究に対しても示唆を与える内容を含んでいる。社会的意義としても、戦後史の捉え方や評価をめぐる議論に有益な知見を提供する点で大きな貢献をなすことになる。
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