| 研究課題/領域番号 |
16H02127
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| 研究種目 |
基盤研究(A)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 応募区分 | 一般 |
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| 研究分野 |
量子ビーム科学
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| 研究機関 | 京都大学 |
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研究代表者 |
阪部 周二 京都大学, 化学研究所, 教授 (50153903)
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| 研究協力者 |
橋田 昌樹
井上 峻介
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| 研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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| 配分額 *注記 |
39,260千円 (直接経費: 30,200千円、間接経費: 9,060千円)
2018年度: 14,690千円 (直接経費: 11,300千円、間接経費: 3,390千円)
2017年度: 13,390千円 (直接経費: 10,300千円、間接経費: 3,090千円)
2016年度: 11,180千円 (直接経費: 8,600千円、間接経費: 2,580千円)
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| キーワード | 高強度短パルスレーザー / レーザー電子加速 / レーザー誘起電磁波 / レーザープラズマ相互作用 / 超高速電子線偏向法 / 高強度極短パルスレーザー / 高強度レーザープラズマ / フェムト秒高強度レーザー / 電子光学系 / 表面電磁波 / テラヘルツ波 / 高強度フェムト秒レーザー / 表面波 / 電子光学 / レーザープラズマ / レーザー放射線 / レーザー加速 / 加速器 |
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| 研究成果の概要 |
本研究では高強度フェムト秒レーザーと固体との相互作用による電子の「発生・加速」と「誘導」の機能を分離して制御できることを実験的に検証した。つまり、高強度レーザー固体相互作用により発生する巨大電流により誘起される電磁波を、近傍に設置した金属ワイヤー表面に表面電磁波として変換・転送することを実験的に観察した。
また、我々が開発してきたレーザー加速電子を用いた超高速電子線回折装置の技術を基に、レーザー加速極短パルス電子線を用いた偏向法により、レーザーアブレーション現象を超高速で捉えることに成功した。これらの研究の派生として、真空中を集光伝搬するレーザーパルスを世界で初めて捉えることにも成功した。
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
以上の成果は、高強度短パルスレーザーが光物質相互作用を誘起するだけではなく、その高速現象を観察するための量子線（電子や電磁波など）を複合的に発生し、それらを巧みに制御（短パルス化など）できれば、相互作用の高速観察を高強度短パルスレーザーだけで自己完結型で行えることの実証である。
本研究の成果は、高強度相対論的レーザープラズマ科学分野において新たな研究展開をもたらすだけでなく、様々な分野に関連した複雑系相互作用物理の解明に貢献できるものである。
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