研究課題/領域番号 |
16H02345
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
通信・ネットワーク工学
|
研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
落合 秀樹 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 教授 (20334576)
|
研究分担者 |
KURKOSKI Brian 北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 准教授 (80444123)
石橋 功至 電気通信大学, 先端ワイヤレス・コミュニケーション研究センター, 准教授 (80452176)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
44,330千円 (直接経費: 34,100千円、間接経費: 10,230千円)
2019年度: 10,530千円 (直接経費: 8,100千円、間接経費: 2,430千円)
2018年度: 11,570千円 (直接経費: 8,900千円、間接経費: 2,670千円)
2017年度: 10,140千円 (直接経費: 7,800千円、間接経費: 2,340千円)
2016年度: 12,090千円 (直接経費: 9,300千円、間接経費: 2,790千円)
|
キーワード | 通信路符号化 / 格子符号 / 符号化変調 / MIMO伝送 / 誤り訂正符号 / 無線通信システム / 多値変調 / 符号化 / 先端的通信 |
研究成果の概要 |
次世代移動通信では,限られた周波数資源でより大容量のデータを高信頼で伝送することが求められる。大容量化の実現には,ガウス分布に近い多値変調技術と強力な誤り訂正能力を有する符号化技術の組み合わせ,さらには複数送受信アンテナを用いて送信信号を伝送するMIMO空間多重技術が重要な役割を担う。また,実際の送信信号はピーク電力が制限されるため,信号のピーク電力低減もより重要となる。本研究では,格子構造に基づく新しい符号化変調方式,大容量伝送下での送信信号のピーク電力低減技術,低演算Massive MIMO検出手法をはじめ,今後の移動通信の大容量化と高信頼化に資する数々の基礎技術を提案した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
次世代移動通信では,高画質動画伝送などの需要に応えるために,より高いデータ速度の達成が求められる。データ速度を上げるためには,一般に広い周波数帯域を用いて通信すればよいが,無線通信で利用できる周波数資源は既に枯渇している。そこで本研究では,今後の移動通信におけるデータ速度需要の爆発的な拡大を見据え,厳しい周波数帯域制限下において,より高いデータ速度を達成するために期待される通信技術,例えば格子構造を利用した新しい符号化および変調技術や低演算で実現できるMIMO技術などを提案した。
|