研究課題/領域番号 |
16H02368
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
土木計画学・交通工学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
井料 隆雅 神戸大学, 工学研究科, 教授 (10362758)
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研究分担者 |
和田 健太郎 筑波大学, システム情報系, 准教授 (20706957)
日下部 貴彦 東京大学, 空間情報科学研究センター, 講師 (80604610)
赤松 隆 東北大学, 情報科学研究科, 教授 (90262964)
原 祐輔 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (50647683)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
27,950千円 (直接経費: 21,500千円、間接経費: 6,450千円)
2019年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
2018年度: 11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
2017年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2016年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | 交通工学 / 交通ビッグデータ / 交通マネジメント / 交通ビックデータ / 動学的交通モデル / 動学的マネジメント |
研究成果の概要 |
交通ビッグデータは,各種の知見を得るために活用されることは多いが,最終的には交通システムのよりよいマネジメントのために活用されるべきである.本研究では,ビッグデータによる動的データを前提とした動学的将来予測手法の構築を行い,さらにそれを内包した動学的マネジメント手法の構築を行うことを目的とした.動学的将来予測手法については,既存研究で主流である均衡状態という概念をベースに,動学的な拡張による構築を行なった.動学的マネジメント手法については,ビッグデータの特性を考慮し,数量マネジメント,価格マネジメント,情報提供によるマネジメント手法を提案した.それらの特性を解析し提案手法の有用性を確認した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は,交通工学分野でも普及しているビッグデータの活用方法をシステマティックに提案する.ビッグデータによる交通システムの現況理解はここ数年で多くの事例が出るようになったが,それを用いた交通システムのマネジメントの方法論は学術的にも途上である.本研究の成果は,この課題に学術的な進展を加えたという点で学術的意義が大きいほか,実務におけるデータ活用の方策を提案するという点で社会的意義も大きい.
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