研究課題/領域番号 |
16H02375
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
元結 正次郎 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (60272704)
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研究分担者 |
水谷 国男 東京工芸大学, 工学部, 教授 (40468913)
山下 哲郎 工学院大学, 建築学部(公私立大学の部局等), 教授 (80458992)
西川 豊宏 工学院大学, 建築学部(公私立大学の部局等), 教授 (80594069)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
42,640千円 (直接経費: 32,800千円、間接経費: 9,840千円)
2020年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2019年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
2017年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
2016年度: 12,350千円 (直接経費: 9,500千円、間接経費: 2,850千円)
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キーワード | 吊り天井 / 耐震性能 / 動的不安定現象 / 非線形振動 / 設備機器 / 耐震瀬能 / 動的不安定 / 動的不安定挙動 / 経年劣化 / ヘルスモニタリング |
研究成果の概要 |
本研究課題では、近年の地震時において多発している吊り天井システムの損傷について、その発生機構と被害軽減方法を提案することを目的として実験的および数値解析的検討が行われている。研究対象は大きく2種類に分類される。ひとつは鋼製下地在来工法天井と呼ばれるものであり、建築室空間において最も多用される形式の吊り天井であり、もうひとつはグリッドシステム天井と日本では呼ばれるもので超高層ビルのオフィス空間に用いたれるものである。両天井システムに対して地震時に発生する大規模な落下被害の被害発生機構を明らかにしている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地震時の吊り天井の落下等の被害は、地震直後および地震後の室空間の機能を著しく低下させる。この室空間の機能低下は、企業の本社機能・生産ライン施設・流通施設のすべてに起こりうるものであり、社会全体の機能性に及ぼす影響は計り知れない。また、システム天井は世界標準仕様に近い仕様の天井であり、この種の天井の耐震設計法を明示することは国際的にも非常に意義がある。
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