研究課題/領域番号 |
16H02423
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物機能・バイオプロセス
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
田谷 正仁 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (60144127)
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研究分担者 |
小嶋 勝 大阪大学, 基礎工学研究科, 助教 (00533647)
境 慎司 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (20359938)
松永 民秀 名古屋市立大学, 大学院薬学研究科, 教授 (40209581)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
45,890千円 (直接経費: 35,300千円、間接経費: 10,590千円)
2018年度: 10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
2017年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
2016年度: 26,780千円 (直接経費: 20,600千円、間接経費: 6,180千円)
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キーワード | バイオプリンティング / 組織工学 / 再生医療 / 医用化学工学 / ヒドロゲル / 3Dプリンター / 3次元組織 / 生体材料 / バイオプリンター |
研究成果の概要 |
本研究では、可視光硬化インクとバイオプリンターを中心として、独自の3Dバイオプリンティング技術を統合的な視点から構築し、機能的な組織構築につながる技術を確立することを目的とした。可視光硬化インクとしては、フェノール性水酸基導入高分子と可視光応答光レドックス触媒を用いて、細胞の生存に影響を与えず、内部に血管様の流路を有する構造物の造形に成功した。さらに、ヒト由来脂肪幹細胞を包括したものを造形することによって、内部で細胞の増殖を達成するとともに、分化誘導して特定の細胞を含む構造体を作製可能なことを明らかにした。このようなことから、新たな3Dバイオプリンティング技術の開発に成功することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
3Dバイオプリンティングは、生体外にて人工的に機能的な組織を構築するためのキーテクノロジーとして期待されている。本研究では、それに寄与する検討に取り組んだ。そして、新たに光硬化性インクを用いた細胞含有三次元構造体の構築法の開発に成功するとともに、細胞源として期待される脂肪由来幹細胞を使って、その有用性を実証した。これらは、簡単な装置や単純な手法で達成されたことから、今後さまざまな研究者に利用され、再生医療をターゲットとする組織工学だけでなく、細胞の機能などを調べる用途などにも利用されると期待される。さらに、再生医療の進展に寄与する技術の開発に成功したことから、その成功は社会的にも意義が高い。
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