研究課題/領域番号 |
16H02534
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
園芸科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
金山 喜則 東北大学, 農学研究科, 教授 (10233868)
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研究分担者 |
高橋 英樹 東北大学, 農学研究科, 教授 (20197164)
加藤 一幾 東北大学, 農学研究科, 准教授 (30613517)
渡部 敏裕 北海道大学, 農学研究院, 准教授 (60360939)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
40,170千円 (直接経費: 30,900千円、間接経費: 9,270千円)
2020年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
2018年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
2017年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
2016年度: 10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
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キーワード | トマト / 尻腐れ果 / 生理障害 / 園芸学 / 野菜 |
研究成果の概要 |
トマトの尻腐れ果は甚大な被害を及ぼす生理障害であるが、その発生機構は十分に解明されていない。そこで本研究では、安定的に尻腐れ耐性を示す染色体断片置換系統を材料とした遺伝学的アプローチ、カルシウムを含む全てのイオンを網羅的に解析できるイオノームとカルシウムの動態を明らかにするための解析アプローチ、さらにオミクスと遺伝子発現制御によるエビデンスの獲得するためのアプローチを統合することにより、尻腐れ果の発生機構を解明するとともに、克服のための育種素材を提供することを目的とした基盤的研究をおこなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本課題で対象としたトマトは世界および日本で最も生産されている野菜であり、人々の健康増進に大きく寄与している。しかし環境変動に脆弱で、容易に尻腐れという生理障害が発生し、収量が半減してしまう。そこで、この障害の克服のため、野生種の遺伝子を利用することのできる特色ある材料と網羅的解析など先端的アプローチによって課題解決のための成果を得ることができた。
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