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in vivo選抜育種による魚類育種の加速化実現

研究課題

研究課題/領域番号 16H02564
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 水圏生産科学
研究機関北海道大学

研究代表者

山羽 悦郎  北海道大学, 北方生物圏フィールド科学センター, 教授 (60191376)

研究分担者 藤本 貴史  北海道大学, 水産科学研究院, 准教授 (10400003)
松原 孝博  愛媛大学, 南予水産研究センター, 教授 (60443389)
後藤 理恵 (風藤理恵)  愛媛大学, 南予水産研究センター, 准教授 (70399997)
斎藤 大樹  愛媛大学, 南予水産研究センター, 准教授(特定教員) (90396309)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
41,730千円 (直接経費: 32,100千円、間接経費: 9,630千円)
2020年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 26,780千円 (直接経費: 20,600千円、間接経費: 6,180千円)
キーワード始原生殖細胞 / 生殖系列キメラ / 魚類 / 育種 / セルソーティング / PGCs / 育種学 / 水産学 / 発生・分化 / 発生工学 / in vivo培養
研究成果の概要

産業的に重要な魚種の多くは、初期減耗率が高く世代時間が長いため育種に時間がかかる。本申請では、育種の短縮化のために、多数の胚から分取した始原生殖細胞(PGCs)を少数のホスト胚へ移植した生殖系列キメラを誘導し、この個体の中でPGCsの選抜を目指した。セルソーターで初期胚からのPGCsの分取を行い、これらをまとめてホスト胞胚に移植する技術開発を行った。分取された多数のPGCsを胞胚へ移植すると、ホスト胚の様々な領域への移動やPGCsのみの細胞塊が形成され、本来の生殖腺形成部位への移動率は低かった。遺伝的に多様なPGCsを持つキメラの誘導には、生殖腺への直接移植などの方法が必要と考えられた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

農業作物では、バラバラに分離・培養された細胞の中から有用なものを選び出し、短期間で新しい品種が育成されている。動物では細胞から個体を再生できないが、卵や精子になる細胞(始原生殖細胞:PGCs)を宿主に移植すると、たったひとつだけからでも卵や精子になることは知られていた。そこで、機械で分離した多数のPGCsを体の中で培養・選別する技術を確立し、短期間での系統の樹立を試みた。結果として、今回用いた方法では、多数のPGCsを宿主の生殖腺へ組み込むのは困難で、数個しか組み込めなかった。少数ながらPGCsが組み込まれた個体から次世代が得られれば、育種の短縮が期待できる。

報告書

(6件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実績報告書
  • 2018 実績報告書
  • 2017 実績報告書
  • 2016 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 半数体始原生殖細胞の細胞選別と移植技術の改善2020

    • 著者名/発表者名
      遠藤祐助・藤本貴史・斎藤大樹・後藤理恵・松原孝博・山羽悦郎
    • 学会等名
      日本水産学会・北海道支部会
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2022-01-27  

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