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次世代バイオ触媒構築に向けた一酸化炭素資化菌の包括的研究

研究課題

研究課題/領域番号 16H02569
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 水圏生命科学
研究機関京都大学

研究代表者

左子 芳彦  京都大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (60153970)

研究分担者 吉田 天士  京都大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (80305490)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2017-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2016年度)
配分額 *注記
40,170千円 (直接経費: 30,900千円、間接経費: 9,270千円)
2016年度: 11,830千円 (直接経費: 9,100千円、間接経費: 2,730千円)
キーワード一酸化炭素資化性菌 / CO代謝 / 一酸化炭素デヒドロゲナーゼ / ゲノム解析 / メタゲノム解析
研究実績の概要

本研究は、一酸化炭素(CO)を資化し水素を生成するCO資化菌が有する多様なCO代謝を総合的に理解し、水素生産並びにC1化学への展開により脱石油型のエネルギー生産や合成樹脂生産に向けた持続的低炭素社会の基盤構築を目指すものである。目的を達成するため大きく次の3つの研究課題を設定した。
(1)分離探索とメタゲノム解析によるCO資化菌とCO代謝遺伝子群の多様性を明確化(2)オミックス解析に基づく未知CO代謝の全容解明と高性能CO代謝酵素の資源化(3)高性能CODHの酸化反応による効率的水素生成微生物の作出と、還元反応を応用したCO2からCOを生成するバイオ触媒開発の基盤構築
H28年度は(1)と(2)に資する予定であった。5月31日付で、本課題を拡大し、CO資化菌の探索対象を海洋コアに広げた基盤研究(S)「時空間探索による一酸化炭素資化菌の包括研究とその応用基盤の構築」が採択されたため、本課題を廃止した。当該事業期間での成果は主に次の通りである。
(1)CO資化菌の探索に向けたCO濃度、電子受容体の種類、培養温度といった様々な培養条件の設定を行った。本培養条件を用いることにより、6月21日に和歌山県白浜温泉で採取した試料より、COを資化する集積培養系の樹立に成功した。
(2)新属CO資化菌Calderihabitans maritimus KKC1株のゲノム性状の公表に向け、ドラフトゲノムのフィニッシイングを行った。本成果を踏まえ、8月には国際誌への投稿に至った。また、本成果により本菌には新たな炭酸固定経路が示唆され、その実験的検証に向け、電子伝達系の阻害剤を添加した培養系確立の予備的実験を開始した。

現在までの達成度 (段落)

28年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

28年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2016 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考] 京都大学農学研究科応用生物科学専攻海洋分子微生物学分野ホームページ

    • URL

      http://www.microbiology.marine.kais.kyoto-u.ac.jp/

    • 関連する報告書
      2016 実績報告書

URL: 

公開日: 2016-04-21   更新日: 2018-01-16  

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