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ヒト骨髄性白血病における「静と動」の幹細胞維持・進展メカニズム

研究課題

研究課題/領域番号 16H02662
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 血液内科学
研究機関九州大学

研究代表者

赤司 浩一  九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (80380385)

研究分担者 竹中 克斗  九州大学, 大学病院, 講師 (30301295)
菊繁 吉謙  九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (40619706)
国崎 祐哉  九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (80737099)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2017-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2016年度)
配分額 *注記
47,060千円 (直接経費: 36,200千円、間接経費: 10,860千円)
2016年度: 15,600千円 (直接経費: 12,000千円、間接経費: 3,600千円)
キーワードAML / 白血病幹細胞 / 幹細胞 / 血液学 / 癌微小環境
研究実績の概要

我々は、先行研究において白血病幹細胞抗原としてTIM-3分子を同定した。TIM-3分子はT細胞においてはexhaustion関連分子として知られているが、ヒト白血病幹細胞においてはリガンドであるgalectin-9の白血病細胞自身からの分泌を介して自己複製能力を正に制御する動的なシグナルを生じることを見出した。本研究計画においては、TIM-3がexhaustion関連分子である事実に着目をして、TIM-3以外のexhaustion関連分子の発現に着目し、白血病幹細胞の機能制御メカニズムの解明を行うことを目的とする。急性骨髄性白血病細胞および骨髄系腫瘍細胞株を用いて細胞表面におけるTIM-3以外の代表的exhaustion分子であるPD-1の発現および機能の解析を開始した。K562細胞は代表的なヒト骨髄系腫瘍細胞株であるが、K562細胞がPD-1を細胞表面に発現していることを見出した。まず、最初にK562細胞を用いてPD-1シグナルの解析を行った。K562を可溶性PD-L1を用いてin vitroで刺激を行ったところ、PD-1の下流に位置するとされるSHP2のリン酸化が生じることを確認した。SHP2のリン酸化は、T細胞においてもPD-1の下流に位置すると考えられており、T細胞と同様にヒト骨髄性白血病においてもPD-1/PD-L1相互作用が生じていることが確認された。さらに、臨床検体においてもPD-1陽性白血病幹細胞に同様のシグナルが生じること、シグナル下流のメカニズムに関しては先行研究の細胞周期との関連性に着目をして採択された基盤S研究で継続予定である。

現在までの達成度 (段落)

28年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

28年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2016 実績報告書

URL: 

公開日: 2016-04-21   更新日: 2018-01-16  

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